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悪魔の館へようこそ  作者: 気まぐれメイ


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モテる人の話

「私 こう見えてモテるんですよ」

開口一番 お客様が言う

それは良かったですねと 冷たく言いたい気持ちを ぐっとこらえて

続きの話を伺っていく


「私 小さい頃から 可愛かったんです

だから 男の子たちはみんな 私の言いなり状態で

いくらでも使うことができて 便利だった

だけど 女子の嫉妬からなのか 厄介ごとが絶えなくて」


そんなに羨ましいなら あなた方も 

同じように 振舞ってごらんなさいよって 話よね

と言いながら 彼女は笑う

「大変ですね」と 返事をすると 彼女はさらに話を続ける


憎らしいことに 男の子の前で

声色を変えて きゃぴきゃぴしてる 女が居るだとか

男受けを意識した メイクや服装をしているやつが居て

見ていてしんどすぎる だとか言って


それは 貴方もではなくて?

それに 悔しいなら 私と同じようにやってみろと

最初に言っていたのは 貴方の方なのに

実際に そうしている人が現れると それはそれで嫌だと

なんともまあ 見えてこない 薄ぺらな話だこと

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