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女の子を見下している人の話
「女の子って、ちょっと優しくすると、すぐにオトせちゃうよね。」
私も女の子なんだけど、すぐにオトせると思われているのかしら?
なんて、疑問になったけれど、
「そうですか?」
とだけ、短く返事をした。
すると、お客様は続けて、
「それは良いんだけどさ。
でも、昔っからいざこざが多くて、参っちゃうんだよね。
女の子って、すぐ争って、勝敗つけようとするから。」
と、苦笑いで言った。
それから、これまでにこのお客様がオトしてきたという、女の子たちの話や、
これまでにあったという、過去のいざこざ話なんかが、続いたけれど、
正直、全くもって頭に入ってこなかった。
というか、聞いていられなかった。
果たして、この人は本当に、言うほど女の子たちをオトしてきたのかしら。
自分にとって、都合のいい部分だけを見て、
あたかも、それが全てだったかのように語っているようにしか見えない。
まあ、こんな人に近づいてくる人たちだって、
きっと、ろくでもない人たちにすぎないんだろうけど。




