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悪魔の館へようこそ  作者: 気まぐれメイ


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口が悪い人の話

「私 本当に優しい人だと 自分でもほれぼれしちゃうくらいなの」

そういう 本日のお客様は

イライラした様子が 拭いきれていなかった


「ええ そうなんですね」

適当に 相槌を打っていると

女性は ペラペラと 話を続ける

「みんな 全然 礼儀がなっていないのよ

そんなんじゃ この社会でやっていけないと 思ってね

どんなに些細なことでも 出来ていないことを 教えてあげるのよ」


挨拶の仕方 声のトーン 書類の渡し方

言葉遣い メイクにヘアスタイル 服装

とにかく なっていないところを探しては 指摘し続けた

その結果 誰も 彼女に話しかけなくなったどころか

とにかく 距離を置くようになったとのこと


そりゃそうでしょ 

あら捜しして 新人いびりとも取られかねない

それでもって 本人は 善意のつもりだなんて

ありがた迷惑どころの話じゃ ないわよね

彼女の周りにいる人が 本当に 気の毒でしょうがないわ

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