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悪魔の館へようこそ  作者: 気まぐれメイ


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上っ面で生きる人の話

本日のお客様は、制服を着崩して、

メイクもちょっとしていて、明るそうな女の子って感じ。

だけど、どこか疲れているというか、

しんどそうにしているように見えた。


「いつも、元気いっぱいで、明るく振舞っていると、

たくさん人が集まって来てくれるけれど、たまに疲れちゃうの。」

それなら、元気で明るく自分を見せるのは、

辞めればいいんじゃないの、と言いたかったが、

このお客様にとっては、、そういう問題ではないのだろうから、

適当に相槌を打って、話を聞いていく。


「いつも笑顔でいて、いろんな人に囲まれて、おしゃべりをして。

それが、とても楽しいはずなのに、

ある時急に、しんどくなったり、虚しくなったりするの。

たくさんの友だちと、一緒にいるはずなのに、

一人ぼっちでずっといるようで。」


それはそうでしょうよ。

上っ面で生きて、上っ面だけでできた友だちしか周りにいないんだから。

偽の友情を、これからも守っていくのか、

自分らしさを大事にしていくのかは、

まあ、この人次第でしかないんだけど。

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