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ゲームが好きな少年の話
本日のお客様。
パッと見て、服装とか身だしなみには、あまりこだわりがなさそうな、
素朴な少年だった。
彼は、ゲームをすることが好きで、
もう、家に居るときはずーっとゲーム機を離さなかった程なので、
見かねた母親が、外で遊んでくるようにと言いつけたのだとか。
「全く、困っちゃうよ。
ママだって、パパだって、自分の好き勝手に過ごしているくせに、
息子には、あーしろこーしろってさ。」
いじけた様子で、彼はそう話す。
『好き勝手に過ごしている』母親と父親、
妙に引っかかりのある言葉だ。
それこそ勝手な憶測にしかすぎないのだけれど、
こういう人には、ゲームとか、偏った世界にしか、
居場所がないのかもしれないわね。




