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上から目線な人の話
「うちの子、ずいぶんとトロくてね。
鈍くさくて、もうあまりにも見ていられませんのよ。」
本日のお客様は、そんなことを、
ずいぶんと得意げに話すのであった。
「子どもというのは、ミスや失敗を繰り返しながら、
ゆっくりとではあるものの確実に成長していくものなのでは?」
一応、それっぽい意見を投げかけてはみたが、
「いいえ!違いますのよ~!!」
お客様は大げさに言って、また喋り始めた。
三人のお子さんがいらっしゃるというこのお客様は、
末っ子の話をされていたらしい。
上二人の子と比べて、何をするにも時間がかかり、
要領も悪くて、嫌気がさしてしまうのだそう。
そのことを、このお客様は、
ずいぶんと楽しそうに人にべらべらと喋っている。
兄弟といっても、結局は別の人間な訳で、
勿論、年の差のハンデもあるでしょう。
それをこの人は、ずいぶんと偉そうに、
一体何様のつもりで子どもを評価なんてしているのかしらね。




