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幼い頃を語る人の話
特に予定もなく、やりたいこともなく、
ただ近所のスーパーで買い物をした、帰り道。
小さな公園の前を通りかかると、小さい子たちの楽しそうな声が聞こえた。
ふと、立ち止まって見てみると、
皆であちこち、元気に走り回っている。
それぞれ、笑ったり、はしゃいだり、大声を出したりして、
のびのびと、生き生きした様子に、目が釘付けになった。
私もかつては、そうだった。
学校が終わってからや、お休みの日、
いつも外に出て行っては、友達とわいわい遊んで。
特別なことがなくても、ただ、
皆で一緒に居ることが、すごく楽しくて。
一日一日の時間が、すごく短くて、あっという間で。
もう戻ってくるっことはない、貴重なひと時だったのだと、
今になって、しみじみと感じてしまう。
時の流れって、残酷よねとお客様がおっしゃる。
その解釈は、人それぞれだし、考え方次第だとは思うけれど、
私はたった一言、
「そうですね。」
とだけ返した。




