幸せ
幸せをみつける
「アキちゃんどういうこと?」
『えーっと、はじめに
恋人はできてません』
「でも、出て行くって」
『私、みなさんが王都に帰った
ひと月前にみなさんと離れてすぐ
とっても寂しいって思って
離れたばかりなのに会いたいって思って』
「それって」
『はい、クインスさん
スノウさんハルスさん
私、あなた達が好きです。
まだひと月前みたいに思ってくれてるなら
王都に一緒に住まわせてくれませんか?
私達を守ってくれませんか?』
「「「っ!」」」
『私、可愛くないし
ヤキモチ焼きだし身体綺麗じゃないです。
子供も2人いるし、それでも良ければ』
チュッ
『わっハルスさん』
「アキがいいの!本当に!?
僕たちの奥さんになってくれるの!?」
『はい、私なんかで』
チュッ
「お前がいいんだ」
『クインスさん』
チュッ
「愛してます。」
『スノウさん。私も皆さんのこと
愛してます。』
「くぅー!!」
「なんだハルスいきなり」
「この世界で一番最初にキスしたの
俺だよね!?」
『えっーと』
「それでいつ引っ越す?」
「僕たちのほうはいつでも大丈夫ですが」
「ちょっと!なに話すり替えてんの!?
もしかして2人とももうキスしちゃってんの!?」
「とりあえず、家に戻ろう。
母さん達も一緒に話したほうがいいだろう。」
「そうですね」
「なんなの!結局無視かよー!」
『ハルスさん行きましょう?』
「アキー!ほんと大好き!幸せにするよ!」
それからあれよあれよと
引っ越しして王都で
ユメもユヅキも学舎と幼舎に入り
「クインスぱぱ、スノウぱぱ
ママ!行ってきます!!」
「いってきます」
「じゃあ、送ってくるねー!」
『ユメ、ユヅキ、ハルスさん
行ってらっしゃい!お願いしますね!』
「ちゅー!」
ユメがクインスさんとスノウさんの
ほっぺにキスする。
チュッ私がハルスさんのほっぺにキスする。
「幸せ~」
「ハルス早く行け。
ユメ、ユヅキ行っておいで」
「行ってらっしゃい。気をつけるんですよ。」
3人が門から出て行く。
これが引っ越してきてから1ヶ月の日常。
毎日、交代で子供達を連れていってくれ
3人の誰かが家に居てくれる。
毎日、愛を囁いてくれ大切にしてくれる。
人妻、トリップしてまた人妻になって
今度はとっても愛されて
心から愛して幸せな毎日送ってます。
おしまい!
番外編で主人公を召還した人の続話も書こうかな!と思ってます。その他もろもろも!
ちょっと無理やり終わらせたけどその後の話とかも書きたい!!ムーンライトで裏も書けたらいいなー!
呼んでくださった皆さんありがとうございました!




