02.勇者と魔王と転生者と
※この作品には、軽い下ネタギャグを含みます。(R15指定)
※閲覧注意。
笑い声が漏れる恐れがあります。
外出時には、周りに十分お気をつけてお楽しみください。
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ナレーション『今日もひなたは自らボケを受けに出かけるのだった。』
ひなた「いや、出かけねーよ?」
ナレーション『何でですか?!
このまま家にいたら、ひなたさんが腐っちゃいますよ?
いいから早く出かけてボケを浴びてきてください!』
ひなた「腐んねーわ!!」
ナレーション『でも、ひなたさん。
どうせ家にいてもやることないじゃないないですか。
それなら、さっさと健康的にボケを受けに出かけに行ってください。』
ナレーションがひなたの家のドアを開け、
無理やりひなたを外へと押し出した。
ひなた「ナレーションが物理介入してくんじゃねー!!
っつーか、さりげにディスっただろ?ディスったよな?!」
外に出たナレーションが、ひなたを全力無視して実況を始めた。
ナレーション『さあ皆様、ついに始まりました!
ボケとツッコミのファンタジーバトル!! まずは我々の勇者様の登場です!!』
勇者「はっはっはー!!我こそは世界を救いし聖剣の勇者だーー!!」
上空から華麗に着地して、勇者は高らかにスプーンを掲げた。
魔王「なら、我はこれで応酬するとしようか。」
どこからか現れた魔王が、フォークを取り出した。
転生者「ならオレは割り箸で参戦するぜー!」
どこからか現れた転生者が、割り箸を取り出した。
ナレーション『突如、中央広場にて開始された謎のボケ合戦。
ひなたは意気揚々とボケを受けに向かうのだった。
…向 か う の だ っ た !!!』
ひなた「なんでだよ?!」
勇者「なんでって、これが俺の聖剣だからな!
聖なる泡が出るんだぞ?どうだ、すごいだろ!」
勇者が自慢げにスプーンを見せつけてくる。
ひなた「聖なる泡ってなんだよ?!」
魔王「フフフ、それを知らんとは愚かなやつめ…。
聖なる泡、それは…
そのスプーンで頭を洗うと、髪の毛が全て抜けるという
『 ハ ゲ に な る 呪 い の 泡 』
どうだ?素晴らしいだろ!!」
ひなた「それは恐ろしいな?!」
転生者「オレの割り箸は折った瞬間に
『うちの母さん、めちゃくちゃ怒ってますよ!』っていう
音声が流れるんだぜ?どうだ、すげーだろ?!」
ひなた「割り箸と何の関係あんだよ?!」
なぜか急に3人が顔を見合わせる。
勇者「じゃあ、いっせーので行くぞー?」
魔王「任せておけ。」
転生者「いつでもいいぜ♪」
ひなた「なにがだよ?」
勇者「いっせーの…」
勇者「聖なる泡!!」
魔王「ハゲになるがいい!」
転生者「『うちの母さん、めちゃくちゃ怒ってますよ!』」
ひなた「 て め ぇ ら 一 旦 黙 れ !!!!!」
ひなたは3人の頭を盛大にはたいた。
勇者「あいたっ!」
魔王「鋭いツッコミだな。」
転生者「くそー!!覚えてろよーー!!!」
謎の捨て台詞とともに走り去る転生者。
ひなた「お前はどこぞの下っ端悪役かー!!」
そんな転生者の姿に、とりあえずツッコむ。
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