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 簡単にそんな風に言ってのける……いや、考えを共有するリファーちゃん。そしてそれに対しミレナパウスさんもこくりとうなづく。今まではミレナパウスさんが周囲に結界をはって、男人魚たちを阻んでくれてた。

 けどそれももういい。なにせもう扉からエネルギーは出てない。これでこれ以上の繋がる水への浸食は起きない。あとはこの事態を収拾したら解決だ。まあ実際、このあふれるほどにいる男人魚を倒して、あの黒い何か? を鎮めて、そして人魚の女王様を街に届ける。

 それをやってここを離れるしかないかなって感じだよね。なにせもうサンクチュアリって手に入れたようなものじゃないだろうか? なにせそのエネルギーは今や直接G-01へと入ってるのだ。

 ならば……もうこの世界はいいかなって……私的には和解して貰うのも、勝手に盗るのもどっちもサンクチュアリのエネルギーに違いはないからね。そもそもこの世界にはサンクチュアリをゲットするためにミレナパウスさんとリファーちゃんをよこしたわけで、すでに目的は達してる見ることもできるんだよね。


「んっんんー!!」


 多分「いっくよー!」とか言ってるんだと思われる。これ以上のエネルギーの影響がなくなったからといって、周囲の水に溶けたエネルギーの影響……そして男人魚たちに送られてたエネルギーの影響がすぐになくなるわけじゃない。

 なにせ膨大だったからね。それに……過剰なエネルギーが男人魚には供給されて、それによって彼らの寿命は著しく削られてた。

 膨大すぎるエネルギーがその身を破壊してたんだ。でも、今やその供給は止まった。つまりは生きられるかもしれないのだ。長く……かは正直わかんない。だってこの男人魚たちは生命体なのか? って部分がある。生命体は自活できないといけないよね。

 自分で生きれるような……その現地になじんで、食事をして、エネルギーを体内で循環させてこその「生きる」――だと思う。でも……私の見立てではきっと男人魚にはそれはできない。

 だってそもそもがあの黒い何かがその扉からでてるサンクチュアリのエネルギーを体外に排出するために生み出したのが男人魚だと思うんだ。つまりは奴らってただエネルギーをなんとか人の形にしてるだけ……なんだよね。


 上半身ムキムキマッチョの人魚形をしてるが……その内部は実際何もないのだ。本当にただエネルギーの塊なのだ。エネルギーの供給はとまったから、過剰すぎるエネルギーでの崩壊はならなくなった。でも……結局彼らはこの亀の甲羅の世界にもなじむことはきっとできない。

 その命は、その身にあるエネルギーだけがすべてになってるからだ。

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