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078⚫️国王との会談
「お帰りなさいませ、マイロード。」
「ジョシュ、君が今の国王なんだから。公国の世界線と同じく、みんなフラットな関係だろう?」
ジンの言葉に、エンジェラム王国の現国王、
ジョシュア・ナイト・エンジェラムは静かに立ち上がった。
「では、ご無礼致します。この世界線、この時間軸はいかがですか?」
「結構、居心地がいい。君はどうですか?」
「はい。古い肉体を脱いで若返るのも、まあ、一興です。」
ジンは微笑んで言う。
「もう長いだろう。時には代役を立ててローテーションしているのかな?」
「もちろんです。公国世界線の’ビル国王’とも、何代か前に入れ替わったことがありました。分身体は、違う環境を同時に楽しんでいます。」
「なるほど。では、何かリクエストは?」
「強いて言えば・・・ドラゴンリザードのテール煮込みを食べたいですね。」
「ああ・・・。物体は世界線をこえないという基本’ルール’があるから、こっちから行くしかないか。」
「そうなのです。まあ、ビルはビルで、こちらの’シモフリ’を熱望していますが。」
広い大洋に浮かぶ諸島国家、エンジェラム王国。
首都ホワイティの宮殿は、驚くほど簡素だ。
その静かな執務室に、ジンとジョシュの明るい笑い声が響いた。




