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046⚫️Tí gàr ōphelēthēsetai ánthrōpos,  & 047⚫️目覚め

046⚫️Tí gàr ōphelēthēsetai ánthrōpos, eàn tòn kósmon hólon kerdēsēi tḕn dè psychḕn autoû zēmiōthēî?


人は全世界を手に入れても、その魂を失ったら何の益があろうか。



047⚫️目覚め


レグナスは、激しい動悸とともに目を覚ました。

夢だったのか。

手元の鏡を見る。

そこには、老人ではない、まだ若さと野心を残したままの自分がいた。

だが、その手はまるで、

何十年もの孤独な統治を本当に生き抜いてきたかのように、

微かに震えている。

女神に二度会った。

世界を手に入れた自分がいた。

世界の頂で、完全に孤立した自分がいた。

女神が遺した、あの言葉。

「魂」。


レグナスはベッドから起き上がり、大きく窓を開けた。

朝の光が差し込む国は、栄えている。

多くの臣、大陸の民、そして海の向こうの公国に支えられて。

カナタもまた、その国を支える大切な一人なのだ。


レグナスは侍従を呼んだ。

国内の民の暮らしを見て回るため、

ただちに旅の準備を整えるようにと

静かに、だが決意に満ちた声で命じる。

それは、彼が本物の「王」として踏み出した、最初の第一歩であった。


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