19話 極振りさんは変態さん!?
書きだめしないときつそうですw
「さーて、次は準決勝だよぉ、一対一らしいけどどうするのかなぁ?」
「そうだな、まぁ次は俺とカグヤもチームじゃないだけどさ、どうするかなぁ」
「そうだねぇ、そうだぁ!どこか2人で買い物にでも行かないかい?」
「買い物?俺はスキル奥義の書買ったからもうすっからかんだぞ?」
「まぁ少しくらいなら私がだしてあげるさぁ」
オォ…なんて太っ腹なんだ…
「ごちになります!!」
「何だいそれは?まぁまた30分しかないから闘技場の周りにでもある屋台でもいくとするかねぇ」
へー!そんなものあるのか、全然知らなかった…
「じゃあ着替えるから控え室の外に出て言ってくれよぉ、見たいならいてくれても構わないけどねぇ?」
うっ、見たいのはやまやまだがなぁ…とドアノブを持って考える、いや?まてよ?俺は思い出す、数々の主人公はここで慌てて出て行ったところだろう、だが相手がいてくれても構わないと言っているんだ!ならばいればいいと思う、ラッキースケベ?んなもんなくても堂々としてればいいんだよ!
「あぁ、着替えればいいんじゃないか?俺は疲れてるからここにいさせてもらう、下心とか全くないから早く着替えて行こうぜ」
完璧っ!これでいいのだ!!
「シン君は変態なのか…そうかぃ、まぁ着替えさせてもらうとするよ」
ふはははは!!俺の勝ちだっ!!
まずカグヤが俺の渡したフードを外す
そうするとカグヤの顔や綺麗な金髪が見える
服は胸を隠したぴっちりした黒のインナーと黒のソフトガードルである、正直もう興奮が止まりません!!黒っていいよな!黒って!
さぁ!行け!!やるのだ!!順々に服を着ていくのだ!!眼福であるよ…
「「ガチャ」」
ん?ガチャ?おや?そんな音を聞き背後のドアを見るとその見えるのは………ゆきではないですか
え?どんな状況かって?なんかすごくやばいです
「シン君〜、お話があるんだけどっ……?」
「おっ、おうゆき、あはは〜これには深い事情がっ!?」
ゆきの右ストレートが腹に突き刺さる
「セクハラの理由なんて私は聞きたくもないな〜、カグヤさん大丈夫かい〜?この性魔獣は無視して早く着替えなよ、誤解生んだら可哀想だならね〜」
「あっ、あぁそうだねぇ、その通りだ、さっさと着替えさせてもらうよぉ」
少し焦ったような声でカグヤは着替える
「何か言い訳はあるかな〜?シン君?」
「あっ、あるぞ!カグヤが俺に着替えを見て欲しいっていってたんだ!なぁ?カグヤ!!」
「ちょっと私には何をいっているのかさっぱりだねぇ…」
裏切られたっ!?おっ、おい、どうすんのこれ収集つかないよ?ねぇ、君が「シン君に私の身体を見て欲しいって頼んだんだよ」とか言ったらそれで終わりなんだよ?
「シン君?言い訳にしてもデリカシーと言うものがなさすぎるなぁ〜?1人のか弱い乙女がそんなこと言うはずないじゃないか、ほら〜、カグヤさんだって顔を真っ赤にしてるしさ〜」
そうゆきに言われたのでカグヤの方を見て見る何と言うことだ!
薄手のTシャツにしたはジーンズ!
何とも言えないがすごくいい!
白い透き通った肌が合間ってもう完璧だよっ!なんかユニ●ロのモデルにすごくいそう!
だとか考えているとゆきからまたストレートが飛んできた
「で、でっ…ゆき話って何…」
「いや〜、普通に怒ろうと思ったんだけどね〜、流石にそれだけじゃ生温いかなぁと思ってさぁ、
シン君には女の子の気持ちをわかってもらわないとダメだと思うんだよね〜」
「何だ?女装か?やだぞ!!女装なんて絶対しないぞ!」
「えー、いいじゃん〜、可愛い顔してるから似合うと思うよ〜?一年生の文化祭のときしてたじゃん?」
「あっあれは若気の至りってやつで…ってか見てたのかよっ!?」
「まぁね〜、写真も撮っちゃったんだ〜!キャプチャして渡そうか〜?」
「何だいそれ、面白そうだねぇ〜僕にもくれないかぃ?」
「じゃあフレンド送っておくから送れるようになったら送ってあげるよ〜、クラスの子のメイク技術が高いわけでもないのにこんな可愛いって事が伝われば嬉しいな〜」
「やめようぜ?やっぱそう言うの良くないと思うんだよね、うん」
「高谷さんにもらうのはやっぱあれでいいかな…(ボソッ)」
「ん?なんか言ったか?ゆき?」
「なんもないよぉ〜、お仕置きはまた今度にしようって言ったの〜、メール送るからみといてね〜」
「あっ、あぁ、てか女装写真消そう?」
「ア、タカヤサントノ、ウチアワセノジカンダナ〜、バイバーイ」
なんつー速度だよ…今度じっくり話すしかねぇな…
「さぁ、買い物行こうよぉ、シン君、もう時間ないしさぁ」
切り替え早くない!?てか問題が一つある
「あっ、ああ、そうだな、てか俺は私服とかないんだけど」
そう、俺は私服を持っていないのである、今着ているのはカグヤにフード付きのローブを貸したためシャツと半ズボンだけだ
「私の服でも着るかぃ?それはすなわち女装なのだが」
「やだ!てか俺が女装似合うのはちょっと女顔なのとあとは体質だ!」
「体質?どんなだぃ?」
「カランが俺に筋肉がどうたらって言ってたろ?シックスパックがどうとかって」
「あぁ、言ってたねぇ、その割にシン君の体の線細かったりしたから少し驚いてるんだよねぇ」
「まぁ言っちゃえば俺は筋肉はつくんだ、だがその努力は目に見えない、腕に力を入れても力こぶは出ないし腹に力を入れてもシックスパックには見えないんだよ、本当、それなのにカランが俺にそう言った時はびびったぜ、なんでわかんだよ!ってな」
まぁその体質のおかげで師匠にも誘われ、より筋肉が内につく、絞られる鍛えられ方をしたわけで…
まぁ力より技っ!て感じなのだが今の所やはりゲーム内で披露する予定はないだろう、魔法で十分だ
「へぇ、それは知らなかったよぉ、じゃあそうだねぇ…お、こんなところにコートが入ってた、あと予備のジーンズも、まぁこれで我慢してくれよ、シン君は私とそう体格とか変わんなそうだし大丈夫でしょ」
「身長が165しかなくて悪かったな!!」
「別にそんなこと言ってないじゃないかぁ?本当あと20分しかないんだからはやくいこうねぇ」
ん、てかあれだよね、これって女子が履いた生ジーンズを履けるという素晴らしい機会ですよね!
闘技時の外にカグヤと共に出てくると
何やらヒソヒソ声が聞こえてくる
「リア充だ…シンとか言う奴爆散すればいいのに…」
「カグヤちゃん可愛いなぁ、あの隣にいる奴滅びろ」
「いや、まて、あの隣にいるシンってやつ少し可愛くないか…」
「おい…それはやばいだろ…」
「確かに可愛いのかもあれっ?目が壊れてきたかな?ちょっと死んでくる」
「おいっ!あいつを止めろ!シンを見るな!ホモにされるぞ!」
全く勝手なことを言ってくれる
むしろ俺に寒気がくるわ!
「ふふっ、楽しい人たちだねぇ」
そうカグヤが微笑む
「うっ、なんだあの笑顔はっ!?」
「まるで女神のようだ!」
「いや、ジャンヌダルクを彷彿とさせるあの様はまさに聖女と言えるだろ!」
「くっ、俺もここまでのようだ…パタリ」
「衛生兵!!衛生兵を呼べっ!」
「ふ、読んだかい、俺がこのアスター王国のブラッ●ジャッ●、だ」
「彼を助けてくれ!!金ならはらう!」
「すまない、この症状はもう助からない…うっ、俺にも憑ったようだ…さらば」
「先生!!!!!」
アホかあいつら…
こんな戦闘狂な聖女がいてたまるか!
「カグヤ行こう、相手にしたら負けだ、さっきも言ったけど時間ないしな」
「あぁ、そうだねぇ、楽しもうじゃないかぁ」
このあとめっちゃリア充的なことをした、カグヤの金で
ーーーゆきまるの陰謀ーーー
「高谷さん、実況の報酬についてなんですけどね〜?」
「おや?ゆきさん、決まりましたか?やはりスキル奥義の書ですかね?あれはどのボスドロップでも手に入りますが選ばれた人にしか落ちませんから」
「え?でもシン君ふつ〜になんか売ってたって言ってましたよ〜?」
「たまたま、その時にその店にシン君が入った時に入荷してその時にたまたまシン君が買ったのです、偶然とは考えられませんよね?まぁ、そう言うことですよ」
「なるほどね〜まぁその話聞くと捨てがたいけどこんなものが欲しくてですね〜」
「えぇ、ありますよ、まだ今の素材やプレイヤーの合成スキルレベルでは作れませんが、ジョークグッツとして、まぁ効果はゲーム内で12時間、それ以上は服装もその時のままで戻ってしまいますがいいですか?」
「全然構わないですよ〜、私が使うわけじゃないですからね〜」
「了解しました、ただし譲渡可能の売却不可アイテムとします、渡すのは闘技大会が終わってからです」
ふふふ、これがまさにバツゲームと言えるよ〜そしてこれぞ二段構えだね〜、今からすっごくワクワクしてきたよ…
「ハックション」
「シン君夏風邪かぃ?ちゃんと運動できる体なんだから運動した方がいいよぉ?」
「誰か噂でもしたのか?あ!次は一緒にあの屋台行こうぜ!!」
「本当なんかデートみたいだねぇ、ゆきまるちゃんに見られた殺されそうだよぉ」
「あれ?もうあと3分しかなくない?ちょっ!カグヤ!闘技場に向かおう!!」
「あははぁ、急ごうかぁ」
めっちゃギリギリになったが間に合ったのでよしとしたのである
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