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Lord of Kingdom 〜極振りで世界一を目指す〜  作者: クロゴマ
極振りさんは動き出す
17/63

17 極振りさんは反省中

寝落ちしてしまった…

準々決勝、カグヤ視点


開始早々は左に、目の前にいる筋肉バカと一緒に闘技場の左に移動する


「ひとつ提案があるんだよねぇ、筋肉君」


「なんだ?言ってみたまえ!内容によっては聞いて差し上げようではないか」


「いやぁ、僕はシン君達の戦いが見たくてねぇ、観戦しようじゃないかと思ってね」


私の一人称は私だがこの世界では僕にしている、仕事仲間や敵にバレたくないのが一つ、あとは従順な子を騙すのが少し楽しいからさ


「ふむふむ!なるほど、私は構わんぞ!彼らの勇姿を見届けようじゃないか!我が筋肉とともにな!ははははは」


何を言っているのか私にはわからないが私が所属していない別の部隊にはこんな奴もいた気がする、流せば終わりだねぇ


「ふむ、いいぞ!エアー、切り込むのだ!スピードを上げろ!筋肉を震わせろ!限界に進むことで筋肉は進化するのである!」


VRゲームに筋肉も何もないだろうに、やはり筋肉バカは話にはならないなぁ


シンがファイヤーボールを放つ


「ふむ、あの程度ならばいけるか…我が筋肉は鋼の筋肉、我が拳は鉄をも砕く………ブツブツ」


ははは…流石に引かざるをえないねぇ…肉体的な気持ち悪さならば問題は何も無いのだが…やはり人は無理かなぁ…


「あれは新スキルか!エアーめ!私にも言わぬとは!まぁ確かに筋肉の成長を人に言うかは勝手であるが…」


はぁ、戦闘慣れってものが全くなって無いねぇ、勝負の世界はコンマで決まるものさ…いくら威力があろうが当たらなければそれは無となるのにねぇ…

っ!?なんだあれは…処刑台?ふふふ…いいねぇ、ゾクゾクしてきたよ


「エアー!よけろ!早く移動をするのだ!その筋力ならばいけるはずであるぞ!!」


カランにはナイフで全損してることなどわからないのだ、なぜなら死亡エフェクトも出ていないのだから


PKの使うスキルは肉体をその場に残すということも知らないのだから


少ししたらシンがこちらに近づいてくる少し顔は悲しそうであった


「戦ってなかったのか?二対一でボコるの?鬼畜ぅ」


「いや、ここからは僕の戦いだよぉ?君はそこらへんに正座でもしていなよ、すぐ終わらせるさぁ」


「すぐ終わらせるとは私の筋肉も舐められたものだな!しかしすぐ終わらせるのはかわらん!なぜなら私の筋肉が君達を倒すのだから!エアーの仇を取るために!」


「シン君、では開始の合図をたのむぞ!」


「へー、ヨーイドン!」


やる気のない掛け声とともに私は駆け出す、まるで一迅の風の如く


いつも通り、あの頃のように、私は自身よ獲物で相手を突き刺す、そう、その予定だった

私の剣が奴の肉体に止められるまでは、


「なんだ?何をしたんだぃ?」


「ふっ、我が筋肉の前にはどのような攻撃も無力なのだ」


考えるーーー奴は何をした?ーー奴がしたこと、迎撃態勢も取らずに筋肉のアピールのみ、それと何か口を動かしたような…


カグヤの脳内は加速する


考えられるのは拳闘士のスキルのビルドアップ、防御力を一時的に上げられる、しかしそれで体に剣が弾かれるとは考えられない、仮に極振りだとしてもだ、ならば考えられることは一つ、奥義、しかないねぇ、しかし何と言っても何かしら制約、条件があるはずだ、そこを刺すしかない、勝ち目がなくなる


「君のスキルの正体は見破ったよぉ?ズバリ奥義スキルだろぉ?」


「ふっ、そのとうりさ我がスキルは

【 我が肉体は愛国心の表れ《カテナチオ》】

という、強力な防御スキルよ」


「さて、君のスキルは大体見切ったよ」


少しハッタリだが大丈夫さぁ


「ふむ、ならば仕方があるまい」


ドン!!!


そんな音ともに私とカランに魔法らしきものが飛んでくる


私はとっさに身を翻し避ける


カランは避けれなかったのか

【我が肉体は愛国心の表れ《カテナチオ》】で身を守っていた


飛んできた方向を見るとシンが体力ギリギリで倒れていた



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