第23話:美術館長、伯爵令嬢(幼女)の問題を解決して認められる
「……みなさま、お疲れ様でございました。こちらがモンテスキュー伯爵のお屋敷でございます」
予定より少し早く、馬車は目的地――モンテスキュー伯爵宅に到着した。
敷地は広大で緑豊かであり、門から数分走るほど奥にお屋敷はあった。
白い外壁は暗闇の中でも厳かな佇まいが見られ、立派な装飾は松明に照らされ立体的な影を作る。
この世界で今まで訪れたどの建物よりも立派でお金がかかっていそう。
まるで、小さな宮殿みたいな様相だった。
ヴェルデさんに案内され玄関を入ると、大きなエントランスホールが私たちを出迎えた。
おしゃれな紋様が描かれた赤絨毯が敷かれ、別空間に来たみたいだ。
はぁーっ、と嘆息していると、階段から二人の男女が降りてきた。
どことなくソフィ様の面影が感じられるし、彼らが伯爵夫妻だろう。
男女は階段を降りると、姿勢を正したまま自己紹介する。
「初めまして、だね。僕はエドワード、この家の当主さ。ヴェルデから話は聞いているよ。今日はよく来てくれた」
「こんばんは。エドワードの妻、サリーよ。美術館の館長さんなんて初めてで緊張しちゃうわ」
「初めまして、"美術館イチノセ"の館長、ミオと申します。こちらは友人のノーラとフォキシーです」
エドワード夫妻と自己紹介を交わす。
品がいいというか何というか、両人からは"育ちの良さ"みたいなものを感じる。
まだ緊張感の残る私に、二人は申し訳なさそうに話した。
「家庭教師の件だけど、聞いての通り我が娘――ソフィは少々変わり者でね。もしかしたら、不快な気持ちにさせてしまうかもしれないが、どうかご容赦願いたい。たとえ彼女に拒絶されても気に病まないでほしい」
「あの子が嫌だと言ったら家庭教師は頼めないのだけど、もちろん、ここまで来てくれた手間賃はお支払いするから安心してね」
そこまで話すと、エドワード夫妻は朗らかに笑う。
伯爵と聞いたときは勝手に厳しい人だと想像していたけど、気さくな人たちで緊張が和らいだ。
それでも視線の奥には力強いものがあり、真面目で実直な人だとも感じられた。
「では、さっそくソフィのところに案内しよう。彼女は離れのアトリエで製作中だ。僕についてきてくれたまえ」
テラスから外に出て、少し歩くと離れについた。
離れと言いつつ、本邸にも負けず劣らずの大きな二階建ての建物だ。
窓ガラスにはちらほらと明かりが点いていることからも、中で誰かが活動中なのだとわかった。
カーテンが閉められ室内の様子は見えない。
エドワードさんとサリーさんは揃って頭を下げた。
「ミオさん、よろしく頼む。僕たちは娘の笑顔が何よりの宝物なんだ。また前みたいに楽しい笑顔が見られるかは、君にかかっていると言ってもいい」
「どうか……どうか、あの子の指導をお願い。ずっと苦しんでいるの。ここ最近は食事もあまり食べなくて……心配で倒れてしまいそうよ」
二人の声音や垣間見える表情から、愛する娘を思う気持ちが伝わってくる。
ソフィ様の問題もそうだし、エドワード夫妻の不安や心配を解消してあげたいと思った。
「大丈夫です。必ずや私がソフィ様の問題を解決して、彼女が笑えるようにしてみます」
気合いを入れて言うと、二人の顔に微笑みが浮かんだ。
エドワードさんが玄関をコツコツと叩く。
「ソフィ、入ってもいいかい? 新しい家庭教師の人を探してきたよ」
「入れ。鍵は開いておる」
子どもらしい甲高い声の老人みたいな口調が扉の向こうから聞こえる。
エドワードさん及びサリーさんを見ると、入ってくださいと頷かれた。
ついてきてくれたフォキシーとノーラも真剣な顔で私を見る。
ここから先に行けるのは私だけ……。
ありがとう、頑張るよ。
小さく深呼吸して、そっと扉を開ける。
真っ先に目に飛び込んできたのは、魔法陣や何かの術式が描かれた白い床と壁だ。
シャンデリアの明かりを煌々と反射しており、室内全体はとても明るい。
数mほど離れた部屋の中心には、小さな幼女が背中を向けて座っていた。
素体の調整に夢中なのか、一心不乱に手を動かしているようだ。
「ソフィ様、初めまして。美術館の館長をやっているミオと言います。新しい家庭教師として参りました。よろしくお願いします」
「早く帰れ。どうせ、今回も何もできずワシの時間を無駄にして終わるだけじゃ。ワシは忙しい。今すぐ帰った方がお主のためになろう」
ソフィ様は振り返ることもせず、厳しい声音で話す。
声質は幼いものの、老齢な物言いに精神年齢の高さを感じる。
この喋り方はふざけているわけではないだろう。
帰れとは言われてしまったけど、ここで引き下がるわけにはいかない。
「お願いします、ソフィ様のお手伝いをさせてください。五歳の女の子がずっと眠れていないなんて悲しくて仕方ありません。ソフィ様がお父様とお母様ともう一度楽しく食事を囲めるように……ご支援させていただけませんか?」
必死に呼びかけると、ソフィ様はゆっくりと振り返った。
当たり前だけどあの絵と瓜二つだ。
でも、印象や様相は大きく違う。
本物の彼女は目の下に黒い隈が浮かんでおり、もう何日も寝ていないことがわかった。
ソフィ様は手元の人形を持ち上げると、私に突き出した。
高さは20cmほどと、そこそこ大きい。
無機質な人型であり、見たところ柔らかい粘土製の素材でできているようだ。
「だったら、これが何の素材か当ててみせろ。間違えたら即クビにさせてもらうぞよ。尻尾を撒いて逃げるがいい」
私が適任なのか調べる目的があるのだろう。
「失礼します」と受け取り、まずは全体をよく観察する。
色味は濃いグレーで、ずしりとした重さがある。
表面は滑らか。
ペタペタ触ると指紋がつくけど、指でならしたらすぐ消える。
触っている部分が柔らかく変化し始めた点や、何より一向に乾燥を示さない性質から何の素材か類推できた。
「これは……油粘土ですね?」
「正解。よくわかったの。これがわからずクビにした家庭教師は数多いんじゃよ」
よかった、合ってた。
人形の素材は油粘土。
乾燥しないから完成品の製作には適さない一方、いくらでも修正が効く。
よって、美術大学の試験でも使われることが多々あった。
「早くワシの隣に座れ。ワシの家庭教師ならばたくさん質問させてもらうぞよ」
彼女の横に静かに座ると、ソフィ様はさっきの人形を床に立たせた。
人形は重力に負けぐにゃりと崩れる。
「もっと重心のバランスを良くしたい。どうすればいいんじゃ?」
「ちょっと貸してもらえますか」
「好きなだけ見ればよい。じゃが、課題が解決できねばすぐに返してもらうからの」
「ええ、もちろんです」
人形を探ると、中に細い針金が埋め込まれてることがわかった。
「この細い針金は芯材ですね。もっと太い物を使えば安定すると思いますが」
「いや、この太さが許容できる最大じゃ。これ以上太くすると錬成に影響が出る」
「なるほど……」
人形などの重心を維持するには、針金や木材などの芯材を入れるのが最重要だ。
20cmという大きさと油粘土という重さを考えると、できればもう少ししっかりした芯材を入れたい。
使えないとなると他の工夫が必要だ。
「ソフィ様、この人形を作る上での注意点を教えていただけますか?」
「うむ。もちろんのこと、本物の人間に近い形態を作ることじゃ。七~八頭身くらいのボディバランスは欲しいところじゃの。粘土ではあるが、関節の構造などもなるべく再現したい。つまり、すぐにでも歩き出しそうな形ということじゃな。錬成するとき、人形には魔力が流れる。それに耐えるには人間的な構造と、重心の維持が重要になるんじゃ」
錬金術について、ソフィ様は簡単に教えてくれる。
発動したとき、素体が倒れたり崩れたりすると失敗になるそうだ。
「わかりました。調整してみましょう。人形の大きさはこのくらいじゃないとダメですか?」
「いや、多少大きくても構わん。じゃが、許容できるのは1.2倍までじゃ。それ以上の大きさになるとうまく錬成できん」
「制約が厳しいんですね。可能であれば、何を錬成したいのかも教えていただけませんか? 素体作りの参考になるかもしれませんので」
「そういえば、まだ話しておらんかったな。ワシはな、ゴーレムを作りたいんじゃよ」
「へぇー、すごいですね。ぜひ完成品を見たいです」
この世界にも、ファンタジーで定番のゴーレムがいるらしい。
術者の言うことを聞くロボットみたいな存在で、製作には高度な技術と稀少な素材が必要とも。
基本的な技術を習得するのにも10年は要するという話なので、ソフィ様の天才っぷりや難しいことに挑戦する精神的な強さが感じられた。
ソフィ様は素体を置くと、淡々と話し始める。
「ワシは他の子どもたちと違う。子どもらしくないんじゃ。昔から、同世代の連中と話が合わんかった。じゃから、いつも一人で過ごしておる。一人は好きじゃ。誰にも邪魔されずに好きなことに没頭できるしの。じゃが、やっぱり時たま寂しくなるんじゃよ。ワシは……友達が欲しい。ずっと一緒にいてくれる友達を……作りたいんじゃ」
彼女は力ない微笑みを浮かべる。
この屋敷に来る馬車の中で、ヴェルデさんからソフィ様を取り巻く環境を聞いた。
早熟なソフィ様は幼少期から同世代の子どもたちとの関わりが難しく、貴族の中でも孤立しがちだったらしい。
その話を聞いたとき、
自分自身、幼少期は内気だったためか友達がなかなかできず、寂しい日々を過ごした経験がある。
みんなが輪になって遊んでいる一方で、自分だけ孤立する……。
あの寂しさ、悲しさは他の誰にも味わってほしくない。
そう思った私は、ソフィ様に真剣な気持ちを伝えることにした。
「もし私でよければ……ソフィ様のお友達にさせてもらえませんか?」
誰も友達になってくれないのなら、私が彼女の友達になる。
そんな気持ちだった。
ソフィ様はしばしぼんやりと私の目を見ていたけど、やがてふいっと目を逸らした。
「なぜ、会ったばかりのワシと友達になりたいんじゃ。おべっかを使って取り入る気か? あいにくと、ワシはそんなにお人好しではない」
「いえ、取り入るとかそういう話ではありません。私は美術館やお絵描き教室を初めて、たくさんの子どもたちと知り合いました。友達と話す彼らの笑顔はとても楽しそうで、そんな友達が一人もいないのは辛いなと思ったからです。私は今こそ大事な仲間たちがいますが、誰も友達がいない境遇だったら毎日寂しくてしょうがなかったと思います」
私の話を、ソフィ様は静かに聞く。
フォキシー、ノーラ、セシルちゃん……。
異世界に転生した私を支えてくれる、大事な友達。
彼らがいなかったら、いくら理想的な異世界生活だとしても、とても寂しい毎日を送っていただろう。
そのような一人の寂しさがよくわかるという理由以外にも、彼女の友達になりたい強い思いがあった。
「それに……。ソフィ様の錬金術に対する真剣な思いは、私の芸術に対する姿勢に似ているなと感じたからです。錬金術と芸術、目指す方角は違うかもしれませんが、互いの気概には似ているところがあると思います。私はもっとソフィ様のお話を聞きたいですし、ソフィ様には私の話を聞いてほしいです。あなたの真っ直ぐな姿勢はとても気持ちいいんです」
まだ三十分も話していないけど、ソフィ様の錬金術に対する真摯な態度はとてもよく伝わった。
素直な気持ちを伝えたら、彼女はそっけなく人形に視線を移した。
「……この錬金術がうまくいったら、考えてやらんこともない。さて、作業を再開するぞよ。できれば、今日中に完成させたいんじゃ」
「はいっ、よろしくお願いしますっ」
ソフィ様の要望を踏まえながら、人形の調整を進める。
まずは、下半身に重心が寄るように脚部を太くする。
特に、足首を細くしすぎないことと足裏の設置面積を広くすることがポイントだ。
S字状の姿勢をキープすることでも身体が安定するので、僅かに姿勢を整えた。
触っていると体温で温かくなってきたので、ソフィ様に進言する。
「油粘土は冷やすと硬度が増して形の維持力が強くなるので、窓を開けて外の冷たい風を入れてもいいですか?」
「ほぅ、面白い特性じゃ。……ヴェルデ、そこにおるか?」
「はい、おります」
ソフィ様が呼びかけると、すぐさまヴェルデさんが室内に入ってきた。
「ミオ殿の言うとおりに粘土を冷やしたり温めたりするんじゃ」
「承知しました」
ヴェルデさんが風魔法で冷風や温風を出して、私の作業をサポートしてくれる。
おかげで、作業がとても捗った。
こねこねと作業した結果、どっしりとした人形が完成した。
自重で崩れたり形が変わることもない。
人型を維持するため太くした下半身に合わせて、重心に影響が出ない範囲で上半身も太くした。
人間の形にはできたけどどうかな……。
「これでどうでしょう、ソフィ様」
「おお、今までの人形より頑丈な感じがするの。多方向から観察しても、非常に人間らしい。うまくいきそうじゃ」
ソフィ様は喜んでくれて、とりあえずは安心した。
だけど、本番はここから。
「あとは錬金術に耐えられるかどうか……ですね」
「うむ、最後まで気は抜けん。ここからはワシが一人で準備する。お主は少し離れておれ」
ソフィ様は大きな羊皮紙を持ってくると、羽根ペンでガリガリと複雑な魔法陣を描き始める。
まん丸の円などもフリーハンドで器用に描く様子から、もう何度も描いてきた背景が感じられた。
五分ほども待つと錬成陣は完成したようで、ソフィ様は素体をそっと魔法陣の中央に設置する。
彼女が羊皮紙に手を置くと同時に、私は祈るように両手を強く握っていた。
「……《錬成》!」
ソフィ様の声が響き、羊皮紙から眩いばかりの白い光が迸った。
光は徐々に粒子に代わり、素体を覆い始める。
今のところ素体は倒れていないけど……これは順調なのだろうか。
チラリと見たソフィ様の顔はずっと真剣そのもので、私も祈る手の力を緩めることはできなかった。
数十秒ほども待つと、素体の粒子が一気に光り輝いた。
光が収まったそこには……
素体は20cmほどだったのに、今や1.5mほどの大きさになっていた。
太い前足を床につけた前傾姿勢で、錬成する前にはなかったツインアイが光っててカッコいい。
ナックルウォークでずしずし歩くと、ソフィ様の前で立ち止まる。
『オキタ』
う、動いて喋った……!?
なんだか機械音声っぽい声音だ。
私は驚きで胸がいっぱいだったけど、ソフィ様は短い両手を突き上げて喜んだ。
「成功じゃ……成功じゃー! ミオ殿、成功したぞ! ワシの新術式が成功したんじゃー!」
『ヨカッタ』
錬金術が成功したとわかり、私の胸にもじわじわと喜びがあふれてきた。
「おめでとうございます、ソフィ様! 成功したんですね!」
「ミオ殿のおかげじゃよ! ありがとう、まっことありがとうの!」
今日一番の笑顔をソフィ様は浮かべる。
私たちが手を取り合って喜んでいると、エドワード夫妻が走り込んできた。
「ソフィ、錬金術が成功したのか!?」
「うまくいったのね!?」
「パパ、ママ、心配かけて悪かったのぉ! 万事解決じゃ!」
三人は力強く抱き合う。
親子の愛と絆が伝わるような尊い光景だった。
彼らの後ろでは、フォキシーとノーラがグッドサインを送ってくれた。
……ありがとう、二人とも。
ひとしきり喜んだ後、唐突にソフィー様が私に告げた。
「ミオ殿、まだ仕事は終わっとらんぞ」
「はい、何でしょうっ」
彼女に言われ、慌てて背筋を伸ばした。
これで終わりじゃなかったらしい。
次なる仕事はなんだろうか。
私に解決できるか緊張感を覚える中、ソフィ様は大きくなった素体を撫でながら言う。
「お主にはこのゴーレムの名前を決めてもらいたい。ミオ殿のおかげで完成したようなもんじゃ。今後は、これを基に量産体制を作るつもりでの。記念すべき第一号じゃな」
「い、いえ、荷が重すぎますっ。私はほんの少しお手伝いしただけですし、ソフィ様が名付けてくださいっ」
慌ててお断りした。
ソフィ様にとって、一番重要なゴーレムといって過言ではない。
名付け親になるなど分不相応もいいところ……と思う私の手を、ソフィ様がそっと握る。
「ワシ一人では作れなかったゴーレムが、ミオ殿が来たら完成した。これはもう、お主の功績じゃよ。こう見えて、ワシは本当に感謝しておる。今日ミオ殿と頑張った光景を忘れたくないんじゃ。じゃから、どうか……よい名前をつけてやってくれ」
『キミハ フタリメノ マスター』
二人とも真剣な瞳で私を見る。
……うん、いい名前をつけさせてもらおう。
このゴーレムはソフィ様が開発した新しい錬金術の起点。
だったら……。
「それでは、アストラという名前はどうでしょうか。星が瞬く広い宇宙のように、もっともっとゴーレムの錬成が続いてほしいと願いを籠めました」
「……よい名前じゃ」
『キニイッタ ボクハ アストラ』
好感触だったみたいでホッとした。
フォキシーのときもそうだったけど、何かに名前をつけるのって緊張する。
「ミオ殿、お主はワシをソフィちゃんと呼ぶことを許可するぞよ。わざわざ丁寧な言葉で話さんでよい。ワシらは……友達なんじゃから」
「ありがとうございます……いえ、ありがとう、ソフィちゃん」
ソフィ様改めソフィちゃんと握手を交わす。
新しくできた友達の手は、ぷっくりしていてとても温かかった。
その後、エドワード夫妻は朗らかな笑顔で私を夕食に誘ってくれた。
「ミオさん、本当にありがとう。改めてお礼を言わせてもらうよ。遅くなってしまったが、ぜひ我が家で夕食を食べていってくれないか?」
「たいしたおもてなしはできないけど、精一杯おいしいものを出させてもらうわ。あなたはとても活躍してくれたから」
時計を見たら、いつの間にか二時間近く過ぎていた。
絵を描いたり彫刻を彫ったりすると時を忘れてしまうのは、今世でも同じようだ。
フォキシーとノーラを見ると、二人ともこくりと頷いた。
「はい。ぜひ、お夕食をご一緒させてください」
「よく言ったぞ、ミオ殿。お主には聞きたいことが山ほどあるんじゃ」
『イッショ ウレシイ』
アストラに乗っかったソフィちゃんに続き、私は母屋のお屋敷に戻る。
足取り軽く歩く私の両脇には、フォキシーとノーラが歩く。
「さすが、ミオちゃんだね。私たちの館長さんはやっぱりすごいや」
『ミオなら絶対に解決できると思っていたコンよ』
すっかり暮れた空には、満月が輝き白い星々が煌めく。
錬金術の成功を祝ってくれているみたいだな、と思う中、少し遅めの、でも賑やかな夕食が始まった。
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