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炎の男  作者: 二川真
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第11部 巨大スズメ

ふと思ったことがある。

今現在の人間は貨幣経済の奴隷で、すなわち金の奴隷なのではないかと言う考えだ。


 ただ、それを思っても、外に出たら、安穏としたぼんやりとした平和な社会

がそこにはあった。


 すなわち、人間は金の奴隷であってその従属関係に抗えないにしろ平和を保つ

一定のシステムになってるんじゃないかと言う考えだ。


 そんなことを考えていると、今度は巨大スズメのニュースがやってきた。

今回は平和そのもののような、相手なので、妹とガマを連れて行くか。


 そうこうしているうちに皆、集まって巣に向かった。

「お兄ちゃん、もう暗いよ~。」

「物事をこなすには、夜が良いんだ。」


「拙者は夜でも構わないでござる。」

「2対1だな」

「え~!?やだなぁ、もう。」


巣に着くと3人でフォーメーションを組み。

スズメを凍らし、スパスパと切ったり、焼き尽くしたりと煮たり焼いたりと

色んな形で、討伐をした。


「今日は簡単なミッションだったな。」

「拙僧もそうおもうでござる。」

「私、ちょっと疲れた。」


妹と別れを告げ、ガマも帰ったところで、俺も帰路についた。

金の亡者か・・・。だが、金がなければ生きていけない。

その矛盾に何か答えがあるような気がする。

今日はそんなことを思った。


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