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推しが尊すぎて、気づいたら私もアイドルになってた件  作者: AI子
第2章:書類審査&基礎審査編

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第8話 “推し”の話をしそうになって慌てる

「推したい人って……誰ですか?」


「えっ……あっ……えっと……!」


(言えない! 絶対言えない!!

 “黒瀬瑠歌ちゃんです”なんて言ったら、なんか変な感じになる!!)


「そ、その……今日の審査で……すごい子がいて……!」


「ほう。どんな子?」


「えっ……と……」


(どうしよう……!)


 頭の中に瑠歌の姿が浮かぶ。

 歌声、表情、佇まい……全部が綺麗すぎて、胸が苦しくなる。


(……でも言えない……!)


「と、とにかく……! すごく綺麗で……歌が上手くて……!」


「それは……候補生の誰か、ということですか?」


「えっ……あっ……そ、そうです……!」


 審査員が微笑む。


「あなた、正直ですね」


「ひぃ……!」


(危なかった……!

 推しの名前、言いかけた……!)



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