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Love≠Marry  作者: ほうじ茶
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裏切り

「明日話がある」

3年以上付き合った彼氏に呼び出しを受けたのは付き合いを始める前から合わせると2回目だ。


1回目は付き合うとき。

出会いは大学在学中だった。サークルが人数不足だから入ってくれと言った友達に付き合ってそのサークルの見学で出会ったのが彼だった。見知らぬ場所に、しかも社交辞令で付き合ったお世辞にも興味があると言えないサークルで緊張していた私に、その緊張を察してくれたのか声をかけてくれたのが彼だった。そのことをきっかけに話が合うこともあり、食事にも頻繁に行ったりして彼から呼び出しを受け付き合うこととなったのだ。


長年付き合ったしそろそろ結婚も考えていた時期なので結婚の誘いかと想像していた。


彼の待つカフェに入り彼の席の正面に腰をおろした。


「ごめん、お待たせ。で、話って…何?」

答えがわかりきったテンプレートの質問を早々に投げかける。

けれど帰ってきた答えはテンプレートとはかけ離れたものだった。


「ずっと前から言おうと思ってたんだけど…別れよう」


一瞬意味がわからなかった。

別れる?誰が?私たち?

いろんな疑問が頭の中を駆け巡る。


「は?別れる?」

「もっと前から付き合ってる人がいるんだ。隠すつもりはなかったんだけど…」

「…その人と結婚するってこと?」

「悪いけどそういうことだから」

彼は私を騙してほかの女と結婚前提で付き合っていたのだ。

「…信じられない」

そう言い残して足早にカフェを出て行った。

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