結局紙
消されたらまあそれまでという事で
「おい、デュエルしろよ」
神と思われる人物が目の前にいる
今日は赤い服の帽子を目深に被った少女の姿をとっているようである
「いや、異世界ぽいことしろってこの前言ったよな?」
「言ったが、すんごい楽しそうだったからやりたくなった」
「いいんじゃあないですか?」
しれっともう神はテーブルに座りシャッフルを始めていた
「おい、デュエルしろよって事は遊戯○か?」
「ラッシュの方だね」
「ラッシュか、まあ齧った程度だが」
こちらもアイテムボックスからデッキを取り出しシャッフルする
「神様、手慣れてますねプレマもしれっと敷いてますし」
神のプレマは何かのアニメの様である
プレマなんて今の時代幾らでも出るため全て把握はしきれない
「カードゲームやるならね?そう言えば君達は敷かないのかな?」
「ん?ああ昨日はちょっと忘れてたんだ、これでも敷くか」
前世で好きだった絵師さんのキャラのプレマもこちらも敷く
「ふ〜ん、いい趣味してるね、私もその絵師は好きだよ」
「お、わかるか」
この神は仲間の様であるとつい嬉しくなってしまう
同じ物が好きならいい奴だとどうしても信じたくなってしまう質なのだ昔から
「カットよろしくお願いします」
「はい、よろしく」
「失礼します」
「やけに丁寧じゃあないかヒルデとやるときより」
始めてやる相手とは尚更気を使うものであるのだ俺は初見の相手は分からないので丁寧に接しておけば悪いようにならないだろうという経験則のようなものか
「はいどうぞ」
「失礼しました」
お互いにデッキを返しあいじゃんけんでこちらが先行となった
「「よろしくお願いします」」
「ドロー、メイン、ではオープンから4枚まくってレノアール」
「ほう、P.Mかラッシュはうららやらヴェーラーなんて無いからどんどん最初のターンはやりたまえ」
「ありがとう、なはレノアール通常、効果手札1枚捨ててレベル8でドローしてないからワンドロー」
このワンドローで少しプランが変わったかもしれない
「プレイでレノアールを墓地に送ってブラウ、ユニバースグライダーだして効果、トップ2枚墓地に送りプレイセットそしてモンスター1枚裏守備、とバックに1枚で終わり」
「ほう、バックが触れず1枚は分かっているが2伏せか、ではターンを貰うね」
そう言ってドローしたが果たして何が飛んでくるのやら
「バックは割れんがモンスターを手札を吐く為に並べ過ぎたね!そら!コスモス姫!コストはサイバー・サーペント!マルチプル!オプション!セットモンスターとブラウを割るよ!まだ2枚そっちに残ってるからドロー!……お!」
「オプションにマルチプルとはビック・バイパーか特になしですよ」
あのリアクション楽しそうでわかりやすい
相当ドローが良かったようだ
「ふっふっふ!ロードブリティッシュ!」
「はい、どうぞ!」
「効果!デッキトップを墓地に送りオプション事、マルチプルを蘇生!さらにサイバー・サーペント!」
「どんどんどうぞ」
これはぶん回っている、不味いかもしれない
「神様は引きが強いですねえ」
「今神のチカラとか思ったでしょ!そんなもん使ってないよ!封印してるよこれは遊びなんだから」
「思考が読まれて!?マインドスキャンですか!?」
「そんな事しないって!確率操作とかマインドスキャンとか!遊びなんだから!普通にやってるよ!」
正々堂々とやっていると信じたくはあるがあの絵師さんが好きな奴に悪い奴は居ないと思いたいので
それにしたって引きが相当ではあるが
「サーペント効果!トップから三枚捨てて……オプション!パワーカプセルレッド!通常のビック・バイパー!機械族2枚落ちてるからワンドロー!さらにサイバー・ヴァリエーションも行くよ!2枚ドロー!」
本当に普通にやっているのか?ぶん回りの中のぶん回りで相当不味いとしか言いようがない
ここまでやられたらもう3体コンタクトまで行かれてもしょうがないだろう
「オプション召喚!ビック・バイパーになったロードブリティッシュとオプションになったマルチプル!とオプションでコンタクトフュージョン!」
なんだろう自認がビック・バイパーだったりオプションだったりにコロコロ言ったモン勝ちで変わるのやめてほしいのだが
「ビック・バイパーフルカスタム!強いぞ!かっこいいぞ!2枚伏せてバトルだ!」
3200貫通持ちで効果破壊されない化け物の爆誕である、運よく引けていたミラーフォースが腐ってしまっていて本当に不味い
「そら!ユニバースグライダー粉砕!ターンエンド!」
すっかり気持ちよくなっている様であるが俺は俺のやれる事をやるだけである
「ではラッシュドロー!5枚になるように引く!」
そしてなんとか巻き返そうとしたのだが相手に激流葬をされ巻き返せずそのままビック・バイパーに粉砕されるだけだったので割愛する
今回も負けてしまったがまあ神も楽しそうだったし良かったということで
カードの描写、上手く出来てるかは棚に上げて置いて
最低限だけやってるはずなのになんか長くなりますね




