表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
26/45

第二十話 龍 < 神爺(屋敷神)…… 俺はどこに入る?

龍の周りは、さらに混乱していく


いつの間にか、タマたちが

龍の前に立ち、龍に睨みを利かせる


龍は、反抗せず、小さくなっている


(龍 < 神爺(屋敷神)・タマ < 疾風 < 千草 か 俺はどこだ?)

自分の場所を模索する祥吾


さらには、ポチたちもやってきて

同じように、龍の前に立ち、龍に睨みを利かせる


龍は、ポチたちの圧力に後ずさる


(龍 < 神爺(屋敷神)・タマ・ポチ < 疾風 < 千草 か 俺はどこだ?)


次々と場所が決まっていき、焦る祥吾


ついには、ハナもやってきた

穏やかそうにメエーと鳴くハナに

こいつは自分より下だと思い、にらみつけようとする龍

だが、じっと動かず己の目を見続けるハナに

思わず目をそらしてしまう


(龍 < 神爺(屋敷神)・タマ・ポチ・ハナ < 疾風 < 千草 か 

 次は俺はだ!)


いつの間にか、家畜たちと同列になっている祥吾


意を決して、龍の前に立とうとするが、


「旦那様、この龍も、飼ってよろしいでしょうか」

千草から思いもよらない提案をされる

「この龍をか?」

「はい、だめでしょうか」

願いを込めた瞳の輝きに、思わず頬がゆるむ

「だめではないが、大丈夫なのか」

「なにがでしょうか?」

「こいつは火を吐いて襲ってきてたんだぞ」

「あら、今はおとなしいですわ

 それに、タマやポチ、ハナたちとも

 もう、仲良くなっておりますし」


振り返ると、龍はいまだポチたちの圧力で後ずさりしている

(いや、どこが?)


そう思う祥吾だったが、それより優先すべきことがある


「かまわん

 敷地のどこか空いてる場所に住まわせればいいだろう」


そう言って龍を見た祥吾は、その目が、

昔見た飼い犬の目のようになっていることに気づいた

どうやら龍にとって、祥吾は千草より上になったようだった

(……よし)

祥吾は、ぐっと拳を握った

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ