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閑話 祥吾の異世界日常日記1

千草は、毎朝家畜たちの厩舎を回り、家畜たちの様子を祥吾に報告している


この日は、牛たちの報告をしていた。


「それでですね、牛のポチが——」


「ちょっと待て、鶏のタマは聞いたが、牛は聞いていないぞ」


「そうでした、ご報告するのを失念しておりました

 実は、今朝搾乳の際、牛さんと読んだのですが

 返事をしてくれなくて」


「そ、そうか」


「ポチと呼んだらモォーと元気よく返事してくれましたので」


「もういい それでこちらも2頭ともポチなのか」


「はい、どちらもポチの名を譲りませんでしたので、

 ポォチとポチィというように呼ぶことにいたしました」


「まさかと、思うが、タマもおなじか!?」


「その通りでございます。こちらは、3羽おりますので、

 タマ、タァマ、タマァとなっております」

「そうか、実に役に立つ報告だ」


「はい!」


投げやりに言った言葉に、うれしそうに返事され、

ひどく後ろめたさを感じる祥吾だった。

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