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私はお前らが大嫌い   作者: ヒスイ
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エピローグ

今回で最終話なので一気に投稿しやっす!!



闇の神、光の神により世界は2つに分断した。



光り溢れる人間の世界

〔アルデニア〕と


闇が溢れる魔族の世界

〔イルゲルク〕にー。




初めは魔族の皆が戸惑ったが、簡単に言えば魔族領が広くなり敵が居なくなっただけなので、

皆がすぐに適応した。




そうして…

あれから4~5年が経った、現在。





「魔王、獣人部族領のコロシアムの予算配分なんだけど。これでどう?」

「…ああ、これで構わない。だが…その身体で仕事して大丈夫なのかシホ?」

「心配しすぎ!大丈夫だから。」



まぁ、魔王が心配しすぎるのも解る。



ーーー




世界が分断されて2年程した頃か、

魔王と私に結婚話しが上がった。



そこで魔王は私に結婚を申し込んで来た。



「ずっと傍に居てくれ。俺はお前が一番大切なんだ。」


だったかな///

思い出すと恥ずかしいな…。



私も知らない奴より、私の事よく知ってて一番気の合う魔王の方がいいなって考えて、

プロポーズに応じた。



ムードが無いとは思わないでくれ。

今では私だって大切な人だと思ってるのだから。



しばらくは互いに仕事仕事仕事で忙しかった。

新天地の政策で魔族の皆がだいぶ暮しに慣れて来た位で、私と魔王は式を挙げた。



国中の皆が祝福してくれたのは嬉しかったな。

結婚式には闇の神と光の神も来てくれた。




「結婚おめでとうー!闇の神とお祝いに来たよー。」

「紫穂、魔王、おめでとう。」

「ありがとう、闇の神。」

「わざわざ来てくださり、ありがとうございます。」




そのまま闇の神と魔王、私で話に盛り上がっていたので、

眼を離した隙に光りの神は料理やお酒を食べまくったり、参列者に絡みまくったり、暴れまわり、

式をメチャクチャにしてくれた。




「魔王、私やり忘れた事があるのよね。」

「同感。」



最近忙しすぎて忘れてた、の事。




空間魔法で控え室に置いてあった剣を取り出し、構える私と

4~5年間貯めに貯め続けた魔力を放出する為、手をかざす魔王。



私達の殺気に気付いた者は全力で逃げた。

そこで光の神も私達に気付いた。




「ちょっ、お二人さん?何でそんなに殺気だってるの!?」

「「そんなの自分の胸に聞いてみろ!!」」

「やっ…闇の神!助けてぇ」

「光の神…。反省しろよ?」

「っ!?」



闇の神からGOサインも出たので、私と魔王は今までずっと溜まりに溜まった鬱憤を発散するかの様に、

最大魔力での攻撃を放ったのだった。




ーーー



そんなこんなで現在に至る。

因みに今の私魔王との子供を妊娠している。

7ヶ月目だ。



お腹がとても大きくなっているので魔王は心配する。




「シホ、少し休憩しよう。」

「ん、解った。」




…私は厄介事に巻き込まれるのが嫌いだ。

だが、今の私が居るのは厄介事に巻き込まれたおかげだろうな。




それに関してだけは感謝するよ幼なじみ達。




「そろそろ名前を考えないとな。」

「少し早すぎないか魔王?」

「こういうのは早い方がいいだろ。紅茶のおかわりはどうだ?」

「頂く。」





あー、幸せだな私は。








改めまして、

ブクマ&感想&評価を下さった皆様、大変有難う御座います。

すっごく嬉しかったです!!


初心者の小説にお付き合いしてくださり有難うございました!!!


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