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ことば遊び ―百人一首 ver.―
玉手箱の中に 君の
のこり香
緒が絶えるように
よわってく
絶えないようにと
えらく慎重に
なきそうになって
ばかだと思う
絶えることは分かってた
えいえんでないことも
ねぇ それでも
ないた
がまんできなくて
らくになりたくて
へいきなフリは終わりにした
ばいばい
忍んで想って
ぶきように絡んで
るんるんしたり
こがれたり
となりで笑う君の笑顔を
のこしておきたかった
よろこんでたのは
わたしだけで
りちぎに付き合ってくれた君の優しさは
もうお終い
ぞくせに帰れ 煩悩よ
すき と呟けば
るいせんが緩んで仕方ないの
難しいことに挑戦したとは思うけど、悔いはないです
式子内親王の、「好きすぎてどうしよう…もう消えちゃいたい!(超絶意訳すみません)」的なこの歌、とても好きです。