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今日も変わらず愛を叫ぶことしかできない

わたしの前に現れるあなたはいつも

美しくて

眩しくて

凛として

自由で

強くて

しなやかで

わたしはどの部分でも追いつけそうにありません


触れることはできるのだから

どれか一つでも吸い取ってしまえればいいのに

どうにも惹かれていくばかりで

あなたの持つ要素は一つとして私の要素にはなりません


それでも不思議ですね

あなたは遠くはならないのです

どれほど憧れ

どれほど慕い

どれほど羨み

どれほど妬み

狂おしいあまり嫌おうとしても

あなたは私の傍を離れず

私の心の奥深くの一番柔らかい部分をくすぐって

そっと撫でて微笑むのです


私はあなたに追いつけないのに

一瞬の微笑みが

あなたとの距離をゼロにしてしまう


果たして私の不格好な笑顔は

あなたの瞳にどう映るのでしょうか


(「好き」は、どうすれば届きますか)

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