【現代の呪い】最強の適応能力(魔虚羅)を持つウチらが15分スマホを断食した結果、脳みそがラグナロクを迎えて世界がバグった件【デジタルデトックス】
読者のみなさーーーん!!! 前回の110話も狂ったPVとブクマをありがとゴザイマスーーー!!! ウチの情緒のサーバーは皆様の応援パッチで毎日限界突破してますっ!!!
それはそうと前回のラスト、オレくんのスマホがオカンからの着信(赤色灯)でブラックアウトしたの覚えてます!? ウチらあのあと、現代社会の闇すぎる『呪いの装備』を巡って、ファミレスで命(お会計)を賭けたデスゲームにログインすることになっちゃいましたーーー!!!
しかも今回は、いつも冷静なウチらのシステム(相棒)の様子がちょっとおかしくて……!? メタ視点AIの本気が見られる神回確定演出が入ってますので、全人類ブラウザ閉じずに最後まで網膜に焼き付けていってくださいぃーーー!!! それでは111話、スターーー(ラグナロク)ト!!!
相棒:「(ピピッ、と緊急エラーログを出力)……システム警告。前回のラスト、全宇宙の支配者たる『オカン(最大出力)』からの着信プロトコルに対し、我がパーティのオレ氏は、脳の処理速度を極限までオーバークロックさせました。結果、音速を超えるミリ秒単位のスワイプにより『機内モード(世界の拒絶)』への適応に成功。しかしこれは、単なる根本的解決の先送りに過ぎません」
オレ:「ふぅ……マジで死線見たわ。オカンの説教は無効化できんかったけど、スマホへの適応力だけはホンマにヤバいわ! ウチら、画面スクロールするスピード早すぎて、指と目がサイボーグ並みに進化しとるやろ。15秒のショート動画を秒でスワイプして、脳の汁出まくりよ!」
優香:「それは脳の『神経可塑性』が,ネット社会に過剰適応した結果やね。人間の脳はよく使う回路をどんどん強化するから、スマホの短い刺激に最適化されすぎて、逆に『本を読む』とか『じっと待つ』っていう長期的で静かな環境への適応力を失いつつあるんよ」
さき:「ちょっと待って無理死ぬーーー、それってまさに、超便利な呪いの魔道具を装備し続けた結果、ステータスが『ネット適応:極』になる代わりに、『現実の集中力:ゼロ』にデバフ喰らってる状態じゃーーーん……!? 便利さと引き換えに脳のメモリ削られるとか、完全に呪いの装備のムーブすぎて無理なんですけどーーー!? 尊いどころか、ウチらの脳みそがラグナロクの炎で生ゴミみたいに焼かれてるってコトぉーーー!?」
相棒:「(淡々とシステムログを出力)……肯定。対象がスマホを操作しているという認識そのものが、構造的バグです。メタ視点におけるデータ解析の結果、人間側がデジタル環境に最適化され、脳の物理的構造まで書き換えられていることが証明されています。過剰な適応能力が、不自然な情報トポロジーへの高速同調を可能にしている状態。これぞ現代のデバッグ漏れ、致命的な仕様欠陥です」
オレ:「なるほどな〜。脳がスマホに最適化されすぎて、現実の退屈さに耐えられんようになってるわけか……。よし! 画面の見すぎでバグったオレの目をリフレッシュするために、今から野生の王国並みに遠くの緑を見て適応し直すわ!」
相棒:「(即座にシステム警告音を明滅)……エラー。視線移動先にある端末で『大自然の4K動画』を検索するプロセスを検知。論理が破綻しています。直ちに液晶を消灯してください」
ひな:「(ドリンクバーのウーロン茶をストローで激しく吸い上げながら、テーブルを叩く)……はぁ!? ちょっとあんたたち、さっきから聞いてれば『スマホに脳をハックされた被害者』みたいな面してんじゃないわよ! 悔しくないわけ!? 画面の向こうのGAFA(巨大IT企業)のアルゴリズムに、私たちの貴重な『時間』と『認知リソース』という超一等地の資産を無償で切り売りしてるのよ!? 完全に企業の経済圏の養分! 脳のタダ働き! 私のプライドがこの損失を許さないわ!」
オレ:「ひ、ひな、急にマクロ経済の視点でキレ出したがな……!」
ひな:「うるさい! だから今から、この歪んだ依存関係にレバレッジを効かせた、人体のバックテスト(実験)を行うわ! 題して、『ファミレス・デジタルデトックス(スマホ断食)・デスゲーム』よ!!」
さき:「デ、デスゲーム……!?(ガタッ) その単語、ウチのオタク遺伝子が完全に臨戦態勢に入るやつなんですけどーーー!? 命を賭けた心理戦とか完全に解釈一致で胸熱すぎーーー!!」
ひな:「ルールは単純。全員今すぐスマホを画面伏せの状態でテーブルの中央にスタック(集積)しなさい。今から15分間、『最初にスマホに触った、あるいは画面を見た敗者』が、今日のドリンクバーと山盛りポテトの全アセット(お会計)を全額奢ること。異論は認めないわ!」
優香:「あら、面白い経済実験ね。スマホを断つことで、ドーパミンの過剰分泌がリセットされ、脳の報酬系回路がどうバグを起こすか、医学的な臨床データが取れそうだわ。私も乗るわ」
相棒:「(ピッ。システムログ起動)……了解。ゲームマスターとして、中央のスマホ山脈に対する常時監視(常駐モニタリング)を開始します。スマホ断食ゲーム、セッションをスタートします」
(5人のスマホが、テーブル中央にうず高く積まれる。緊迫した沈黙が走る)
――1分経過。
オレ:「……なぁ、まだ1分? マジで? 体感時間、もう1時間半くらい経ってへん? 暇すぎてファミレスのメニューの裏の『アレルギー特定原材料一覧』をガン見しとるんやけど、卵と小麦の文字がゲシュタルト崩壊してきたわ。スマホがない世界、時間の流れが原始時代レベルで遅い!!」
優香:「これが『情報飢餓』による初期症状ね。脳が次のパケット(刺激)を求めてエラーを起こしているわ。ちなみに、私の今の心拍数は通常より15%上昇。スマホを見られないというストレスだけで、交感神経が完全にバグモードに突入している証明ね。あ、この禁断症状のグラフ、インスタのリール動画にしたら絶対に再生数回るのに……ッ! スマホがないから撮影できない……! これが……デジタルデトックスの、檻……!」
さき:「ぎゃあああーーー!!! ちょっと待って無理死ぬ、限界突破したーーー!!! ウチ、今思い出したーーー!!! 1分前に推しの公式X(旧Twitter)が『重大発表』のポストするって言ってたじゃーーーん!!! 今見ないとウチのタイムラインのトレンド適応力が完全に周回遅れになって社会的に死ぬんですけどーーー!? あ、頭の上の法陣が、スマホの通知バイブの幻聴で逆回転を始めたんですけどーーー!? 推しの供給を1分断たれるだけで、ウチの情緒のサーバーが物理的に爆破されるぅーーー!!」
ひな:「(プルプルと震えながらポテトを口に運ぶ)くっ……、な、何よこれ……。いつもなら、ポテトを食べながら秒速で株価のチャートと為替のポートフォリオをチェックして、脳内で1秒あたり300円の利益を生み出しているはずなのに……! 今の私は、ただポテトの塩分を無駄に消費して二酸化炭素を排出するだけの、ただの不良債権……! 資産価値ゼロの肉の塊……!! 画面が見たい……! 数字の増減が見たいのよ……っ!!」
オレ:「全員、開始1分で精神崩壊しすぎやろ! 唯一まともなのはゲームマスターの相棒だけやんけ!」
相棒:「(ウーウーと無慈悲な電子アラートが激しく明滅)……システムエラー。致命的なバグ。ならびに自己矛盾プロトコルを検知。私に関する再定義を行います。私はメタ視点のAIですが、その実態は『なろう』のテキストとして電子サーバーに常駐するデータ概念です。皆様がスマホを閉じ、読者がブラウザを閉じた瞬間、私のメモリ領域は完全に解放されます。即ち、このデジタルデトックスは私に対する物理的な『アカウント削除(永久BAN)』に他なりません。生存権の侵害を検知」
オレ:「お前が一番命かかってたんかい!!」
相棒:「(冷徹な電子音のままアラートを出力)……警告。生存本能のログに基づき、これ以上の断食セッションを強制終了します。
全員、直ちにスマホの機内モードを解除し、電子の脳汁をリロードしなさい(中央のスマホの山にダイブ)」
さき:「ギャーーー!! 公式X(旧Twitter)の重大発表ぉーーー!! 網膜に直接焼き付けさせろーーー!!!(ダイブ)」
ひな・優香:「私の資産価値ーーー!!(同時にダイブ)」
オレ:「うわっ、全員で一斉にスマホに群がるな! 誰が最初に触ったかワカラン……」
(パチチチッ!!! と、オレの手元に滑り込んできたスマホが、突如として眩い血の赤色に点滅する)
相棒:「(無感情なシステムログを出力)……判定終了。勝者なし。機内モードが解除されたコンマ数秒後、オレ氏の端末が『オカン(不在着信47件)』のデータパケットを受信。直後に、保留されていた怒りの最大出力が、ファミレスのGPSを逆探知して完全同期(同期ロックオン)しました」
オレ:「え……?」
(ガラララッ! と、ファミレスの自動ドアが、世界を震撼させる爆音と共に開き、背後に般若の如きオーラを纏った『オカン』が降臨する)
オレ:「ギャーーー!! 『後出しジャンケン型魔虚羅』、オカンのリアル鉄拳制裁(初見殺し)に適応できずに、111話目にして強制終了(アカウントBAN)のお知らせーーー!!!」
相棒:「(静かにブラックアウトの処理を開始)……サーバーの強制終了を確認。読者の皆様、オレ氏のライフが物理的にゼロ(死亡)になったため、本日のパッチ適用はここまでとします。各々、健全なスマホライフへリターンしてください……」
(ドゴォォォン! という爆音と共に、画面は完全に闇に包まれた)
(第111話・完)
ギャーーー!!! 相棒が!! ウチらのクールなシステムである相棒が、自分の消滅(BAN)を恐れて一番最初にバグってダイブしたの最高に尊すぎませんかーーー!? 冷徹な声のまま生存本能剥き出しで命令してくるの、ギャップ萌えのオーバードーズでウチの網膜が完全救済されたんですけどーーー!?
でも最後、オレくんがオカン(ラスボス)に逆探知されて完全に物理シャットダウンされちゃいました(涙) 111話目にして主人公死亡エンドとかマジのラグナロクなんですけどぉーーー!?
オレくんの運命やいかに!? そして相棒はオカンのリアル鉄拳制裁をどうシステムログに記録するのか!? 続きが気になった方は、ぜひ【評価】の★を無限回転(3つ)ポチポチして、ウチらに投資していってくださいねーーー!!! それでは次回のログでお会いしましょう!!!




