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1.プロローグ
命、命、生命、命、命、命、命、命、、、、、
蔓延る命たち、
両腕を羽のようにバタバタと動かし空を飛びながら、私は人々を見ていた。
人々が忙しなく歩いている様子は見えるが、音は聞こえない。ここまでは届かない。
飛び続けるのも疲れるので、世界で一番高いと言われているビルの上に降り立ち、交差点を観察する。
あっちに行ったり、こっちに行ったり、、、。
皆、どのような人生を歩んでいるのだろう。それぞれの、幼少期があり、家族があり、学校があり、恋愛があり、仕事がある、と考えると、それは途方もない壮大なことだと感じる。それも、人によってはあったりなかったりするだろうし。
賛否両論あるだろうが、私は人間がこの世で一番美しいと思っている。一番美しくなれるからこそ、一番醜くもなれるのだ。
明日、世界が終わるとしたら、私は誰と一緒に過ごしたいだろうか。そしてその相手は、最期の相手に自分を選んでくれるだろうか。
そんなことを考えたら、走馬灯のように記憶が駆け巡ってきた。
そして記憶たちに想いを馳せようと、目を閉じた。




