ARROW!! -9- 光
それから
また、
そのサキも
また、
あなたが
あたしの
光と
なるのでしょう?
ARROW!! −9− 光
『よっしゃ、ほんなら次行こかあ♪』
そう言いながらあたしの手を
つかもうとした。
龍さんの口元にはさっきまで食べていた
おむらいすのチキンライスのご飯粒が
ついている。
「あっ 龍さんっ、待って!」
『んー?』
指でご飯粒をとって、笑ってみせる。
「ついてました^^」
『ん、ありがとう。』
さっきまで、あたしの手をとろうと
待っていた手がポケットに入って。
何か冷たい口調になってて。
どうしよ・・・
そりゃ、イヤやんなあ;;
「・・・ごめんなさいっ」
『ん?』
「いや、ん、だって・・・ え?!」
やっと、あたしの目を見たと思ったら
龍さんは頬を真っ赤に染めて
照れていた (´∀`*)
「やっぱ なんもです♪ 行きましょーw」
今度はあたしから龍サンの手をとって
歩いた。
〜♪〜〜♪〜♪〜〜♪
龍さんの、ケータイが鳴った。
「あ、龍さん いいですよ^^ 携帯。」
『あ、ほんま? ありがとう^^』
あたしに遠慮して、携帯を無視ったところや
笑顔が、 かっこよくて、かわいくて。
何もかもが新鮮に感じる。
『んー、空奈ちゃん』
龍さんがケータイを差し出してきた。
それを見ると、
To 帆奈津
Sub あほへ
━━━━━━━
空奈ちゃんと
あたしに内緒で
デートして!
龍たろも いい身分
やなあ(メA・?)
今日は入学祝ぱーてぃー
するから、早めに
帰っておいでよー?
空奈ちゃんに
手出したら殺るヨ?笑
ばいばーい
━━━━━━━
『帰ろかあ・・・』
「そーですねw」
『いやや、おれ帰りたないわ』
そう言いながらあたしに
抱きついてきた 龍さんは
また、かわいいんや。
「あたしも 帰りたくないです^^」
『だってARROWに帰ったらさあ?蛍ちゃんやら
友来がおれから空奈ちゃん取ってくねんもん。
2人ともオレより話おもろいしさあ。
せっかく空奈ちゃんと居てるのにイヤやあ・・・』
やばい・・・
何 この人・・・
めっちゃかわいいっ (∀///)
「んじゃ、あたしを取られないように
蛍さんや、友来から守って下さい^^」
『えー、何ぃ?空奈ちゃんは オレがええのー?』
ちょっと笑いながら、龍さんが言うから
何かわからへんけど、さっきから、
恥ずかしい言葉が次々出てくる。
「えー、龍さんは あたしがええの?」
何 誰 あたし。
『うん、空奈が ええ。付き合って^^』
工エェェェ━━━Σ(о・Д・о)━━━ェェェエエエ工
くぁwせrtykj、mんfc?!?!
「え?」
『・・・・ あほ』
龍さんが またそっぽを向くから
顔を覗き込んだら また、頬を赤く染めて
照れていた(´∀`*)
「あたしも、 龍さんが ええなっ♪」
そう答えたら 龍さんが めっちゃ
嬉しそうに笑ってて。
あ、好きでよかったなあ って
思える そんな瞬間を 過ごした。
あたしより20センチくらい高くて。
ずっとずっと、届かんくて。
この想いが 届くとか 全然思わんくて。
今、
届いた。
龍さんは少し 腰を下げて
また、 あたしの手を握って
また、 あたしの顔に自分の顔を近づけて
今度は耳元で
「好きやで」
そうつぶやいたのが聞こえたと思えば
あたしの唇に 龍さんの唇が
重なって。
そしたら、 なんかあったかいものが
体の中を かけめぐって
涙が こぼれた。
『嬉し泣き?』
「ううっ・・・」
『空奈ちゃんの ファースト・ちゅー
いただきましたあ♪』
「あたしもっ・・・うっ めちゃあ 好きぃっ・・・」
『わかってる^^ そしたら帰ろかあ♪
皆に報告しやな!』
今、
心と心が
細く 脆く(モロ) 強い
ピンク色の糸で
今にも切れそうな
ピンク色の糸で
繋がった・・・
ARROW!! -10- へ つづく。




