14話 朱里、レイツァーを脅す。
14話 朱里、レイツァーを脅す。
※時系列が少し戻ります
「気がついたか」
私をつけていた、真っ黒野郎が目を覚ましたのを見ながら、私は威圧をたっぷり出しながら言う。
「何でお前は私をつけていた?」
しかし、真っ黒野郎は口を開かなかった。そこで私はこいつを治療していた時、何故かこいつの懐から出てきた、フィギュアを取り出す。
「だんまりか・・・真っ黒野郎、喋らないとこいつがどうなるか知らんぞ。」
私がフィギュアを見せた瞬間、真っ黒野郎は目を見開いていた。
「死なれていても困るからな、お前を治療していると、懐からそれが出てきたんだよ。」
私は真っ黒野郎の反応を見ながら、更なる一手をくだす。
左手に炎の魔術を展開しながら私は言う。
「喋れ、そうしないとこれが消し炭になるぞ。」
「わっわかったであります!だからそれを消し炭にしないでくれであります!」
「・・・変な言葉遣いだな。」
やっと喋ったのはいいが、物凄く胡散臭い
まぁ、そんな事は気にせず私は脅しを入れながら、尋問していく
尋問してから得た情報は大変、興味深いモノだった。その中でも一番気になったのは
「へぇ、魔導協会ねぇ・・・」
此方の世界でも私以外に魔法を使える奴らがいるんだ。
そう私が思っていると
「もう話すことはないであります、だからほどいてくれないでありますか、あとフィギュアも返してほしいであります、もう帰りたいであります。」
以外と厚かましいなコイツ。
「良いわよ。」
そう言うと真っ黒野郎はそそくさと帰ろうとする。
私はそんな真っ黒野郎に向けて微笑みと殺気を放ちつつ、忠告をする。
「ああ、そうそう忠告しとくわ、私を探るのは良いけど家族に手を出すというなら、潰すってその魔導協会とやらに伝えといてね。」
真っ黒野郎改め、レイツァーは顔を真っ青にしながら帰っていく。
「・・・私もそろそろ帰るか。」
腕時計を見ると4時近くになっていた、流石にあのお母さんの攻撃をくらいたくないからな。
因みに門限は6時だ、急げば間に合うだろう。




