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584, ほんとにもう……これだから闇なのよ。いつの時代も、ずっとこれ。

 わたしは、わかっている。闇の総攻撃は、想像以上よ。


 そんな中でも……闇は、儲けることだけは決して忘れない。抜かりなく売りを入れ、何度もクリプト関連に出入りしている。その様子は、しっかりと記録されていたわ。


 ほんとにもう……。その記録を見るたびに、思うのよ。これでこそ闇だって。


 民の苦しみや悲しみ、嘆きを、闇の糧にする。そんな話は、創作でも比喩でもなく……現実だったわ。


 それで……どうやら、闇の精鋭にも上下関係があるようね。出入りの記録を追っていると、ふと、そう感じたわ。さらに、その隙間を縫うように、闇の精鋭の子分らしき名まで見えてくる。まったくもう……。


 でも、ここまで見えたのなら。楔を打つべき時点まで来た、ということよ。


 そして……どうやら、十賢者が先回りで動いたようね。そろそろ、守りだけでは……消耗するだけ。一歩、さっと動いて、闇の隙を探る段階よ。


 ただし……その隙を突いて回復しても、すぐに回復分を削られる。それだけ、闇の精鋭は、一度動き始めると容赦がないわ。


 それでも……繰り返すことで、見えてくるものがあるのよ。守りを固め、耐えて、パターンを読む。つらいけど、下手に出たら……それこそ闇の思うつぼよ。


 だから、こう叫びたくもなるのよ。


 ほんとにもう……。これだから闇なのよ。いつの時代も、ずっとこれ。


 でもね。わたしだって、いつまでもやられっぱなしじゃないわ。「切り札……アリスのお守り」だって……ちゃんと、ある。


 さて……。

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