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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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私にとって本はとても大切なものだ。

ああなった経緯も本絡みだったくらいだし。


小学生くらいからか、本が友達と言っても差し支えないくらいだった私には、とても丁寧に扱うのが当たり前で、今みたいに雑に触られるのは本当に嫌だ。


たとえ鈴城さんでも、許せない。


私が険しい顔をしたのを見てか、最初からそのつもりだったのか知らないけれど、一応は丁寧にテーブルに本を置いたのを確認してから強めに言ってしまう。


「勝手に触るのは、辞めて」

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