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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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課題をやる気にもならなくて、意味もなく壁を見つめてる。

それは体勢を直した岐阜さんも同じで、横並びで喋ることも無くボーッとしている。


何を話せばいいと言うのか。

帰ってくれよと思うけど、なんな事をした後に私から言うのも何だかなあと。


今日学んだことは人の背中に乗る物じゃないということ。

それだけだ。


「……何か言ってよ」

「命令?」


チリチリと内蔵が痛くて、誤魔化したくて声をかけるも、真面目な声で言われるとカチンとくる。


「命令はさっきしたでしょ」

「冗談だって」


本気かどうか分からない言い方。

岐阜さんをみると少しだけ表情が柔らかい気がした。


……だからなんだと言う。

なんで少しだけ、ホッとしたんだろう。

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