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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
退屈から始まる2人

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2章 166

「着いたあ……」

「……お疲れ」


少し汗の滲んだ顔で荷物を玄関に置いた瞬間座り込んだから、結構大変だったんだなあと思う。


……その経験をした事があるから労いの言葉くらいは、まあ。


「岐阜さんは少し休んでなよ」


バトンタッチとは少し違うけど、岐阜さんが持ってくれた荷物を持とうとして手に持った花をどうしようかと思う。


「岐阜さん」


声をかけて顔を上げて見上げてきた岐阜さんに花を渡す。

花を贈ったり預かったり渡したりと行ったり来たりする存在じゃないのに。


なんともまあ、私達らしいなと思う。


「持ってて」

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