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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
退屈から始まる2人

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2章 81

雨の日は憂鬱だ。偏頭痛持ちの私はそれだけで頭が痛くなる。

ズキンズキンする頭が支えを失ったみたいにフラフラとさ迷っている。


傘をさしても濡れる場所は濡れる。

いっそレインコートでも来てこればよかった。

それにながぐつを履いて歩いたら少しは楽しいかもしれない。


学校に着くとジメジメしていて殆どの子は裸足だった。先生も黙認してる。


教室に入ると窓を叩く雨音がうるさい。

皆いつもよりちょっぴりと元気がないように見える。


しきりに髪をいじる女子は雨による湿気でまとまらず、登校時間になってこうして教室で必死だ。


私はその点だけなら無問題だ。


鈴城さんは驚く程にびしょ濡れで登校してきた。そのままだと風邪をひきかねないと思う。


声をかけるか迷ったけど、奥付さんが何か言って教室を出ていった。

保健室にでも行くのだろう。


雨はまだまだ降っている。

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