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2章 52
鈴城さんが不機嫌だった理由は分かったけど、もう1つは分からない。私に興味を示してくれているんだと思えば可愛いけれど、あくまでもそう解釈してるだけに過ぎないから過信しすぎ無い方がいい。
「ねぇ、これって質問する度に噛むんだよね」
「そう言ってるけど」
「永遠に質問すれば永遠に噛むの」
初めはすぐ終わらそうとしていたけれど、接触は私の気持ちを壊してしまう。もっと触れて欲しいし、引かない痛みがあればあの家にいても寂しくない。
歯型が消えなければ慰みにもなるだろう。
そういう、よからぬ考えがこんな事を聞かせてくる。
鈴城さんがどんな表情をしているのか分からない。
でもきっと、キッと力強い視線を突きつけてるんだと思う。
「私が打ち切るから。それと」
「それと?」
「変態」




