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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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「……命令するね」


岐阜さんがお茶を飲み干した。

何かをする前にアクションを挟んだ。


凄く嫌。


そう思っても、変えられない。


感情というか、気持ちが全く読めなくて不気味なんだ。

無表情で、じっと私を見るだけ。


もっと嬉々としていれば、もっと簡単に軽蔑できるし、割り切る事も出来たかもしれない。なのに、躊躇するみたいに言い淀むな。


「ねぇ、足に口付けしてよ」


何かの聞き間違えかと思った。

すぐに言葉が出ないくらい、馬鹿にされたのかと思った。


嘲られる事があるのかと憤りも覚える。

本当に何を考えてるか分からない。


特に親しくもないし、例え友人でもふざけてでもそんな事は言わない。普通じゃない。


薄々感ずいてはいたけど、やはり異常だ。



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