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2章 10
「別にいらない。1つでも持て余してるんだから」
「もっと気軽に使えるよ?」
強めな否定に怯みそうになるけど、ニコリと笑って見せる。
怒った人には笑顔ってどこかで聞いたことあるし。
けど、鈴城さんには通用しなかったみたいでますます眉間のシワが濃くなっていく。
「だから、料理させてるのを命令に含ませないから、もう実質2つ有るんだよ」
「なら、実質3つ目だね」
鈴城さんの主張はわかった上でとぼけ続けると鈴城さんは目を見開いて呆気にとられる。
顔に話が通じないと書いてある。
これ見よがしに大きなため息を吐いて最後の人睨みを置きみあげにリビングのテーブルに座ってムスッとしてしまった。




