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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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鈴城さんの反応はあまり良くなかった。

嫌な顔をしてる訳じゃない。

苦しんでるように見えた。それが何故なのかは多分、話してはくれないだろうな。


放任主義な家故に、高校に入ってから通帳を渡され、家族なのに毎月その通帳にお金が振り込まれる。

それは自由に使えとの事で、今後も考えて使えと多く渡される。


実に高校生が持つには大金をポンポン渡されるから察した。

恐らく、大学まで続いて、そこからは家族と縁が切れるんだろうなって。


別にいい。

余り使わない様にしてたけど、鈴城さんとの時間を買うならば全然安いと思う。だから、私に躊躇いも躊躇もない。


「……命令は考えるから待って」

「うん。待ってる。私を傷付けたって良いんだからね」


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