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「色彩は決まった?」
「ああ、前から読みたいと思っていた本を思い切って買おうと思ってね。鈴は買わないのか?」
「欲しいゲームがあるからね」
色彩はそっかと言い会計に向かった。その後ろ姿は何処と無く岐阜さんに見えなくもないなと思った。
さっきから何を見ても岐阜さんを連想していて嫌になる。
一緒に居すぎてると思う。それがダメとは思わないけど、この2人よりも長い時間を共有してるのは奇妙に感じる。
私だけ夜ご飯を買って帰るからと2人を見送った。
楽しかったと思う。2人の姿が見えなくなって私はため息が出た。
楽しむのに疲れていて、今までの自分と少しズレ始めている。
自分が分からなくなりそうでもう一度ため息をついた。




