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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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「何見てるの」


学校でスマホで某ネットショッピングサイトを適当に見ていたらスマホを覗き込むように小鳥が話しかけてきた。


「見えないんだけど?」

「私が見てるからね」


微妙にすれ違ってる会話に苦笑いする。

小鳥は名前の通り、自由に飛び回ってる印象だ。そしてその自由さは型に嵌って抜け出せない私達には少し羨ましいと思うことがある。


私の前の席に座って私に向き直って、不機嫌そうな顔をしていた。

彼女をこんな顔にする心当たりがなくて、大して怖くもない顔のほっぺを引っ張ってみた。


「にゃにふるの」

「いや、可愛いなって」


パッと手を離すと両手で顔をほぐしながら、


「そういうところあるよね」


と、じとっとした目を向けられる。それも意味がわからなくてもう1回手を伸ばしてほっぺをつかもうとしたら学習されて身を引かれて届かなかった。

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