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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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「鈴城さんは座ってて」


そう言われて、手伝おうとしたけど止めた。実際に何もしない方が手伝ってる事になりそうだし、椅子に座ってキッチンの岐阜さんを眺めることにした。


あそこで誰かが料理をしているところなんて初めて見た。

恐らくものすごく幼い頃にはあったんだろうけど、記憶には無い。


なんでか岐阜さんが料理をして、私が待ってて。

こんな風景は想像もしてなかった。


テレビも点けず、スマホも触らず、ただ忙しそうにしてる岐阜さんを眺めていると、硬い表情でオムライスを持ってきた。



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