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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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「まあ、初めてだしカレーにでもしようか」


敢えてこんな言い方をして、次を期待したように言ってみた。

伝わるかわかんないけど、鈴城さんを見たらピンと来て無さそうだった。


鈴城さんにはハッキリ言わないと伝わらないことがわかった。


「何がいるの。私作った事ないから」


ここで、衝撃発言。

家庭科の授業で作ったことはあるだろうに。


「授業でやらなかったの」

「他の子達がやってたよ」

「そう、なんだね……。あ、ルーある?」

「ルー?」

「よし、カレーは無しだね」

「……そっか」


少し残念がる鈴城さんにとてつもない罪悪感を感じるけど、これだけ素材があっても、元が無いとどうしようも無いことが……。


「調味料はあるよね?」

「……多分」


ものすごく不安になってきた。

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