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「店の外に居て」
お目当ての花があって安堵した。
私は岐阜さんの背中を押して外に出そうとする。
けど、岐阜さんが予想外に抵抗してきて、ビクともしない。
ちょっ、こんなに力強かったのか。
「なにするの」
「外出ててって!」
「なんで」
「何でも」
私は理由を言うつもりは今はなくて、それが伝わったのかため息をついて歩き出した。
急に抵抗がなくなって前につんのめる。
転ばなかったのは岐阜さんが抱きとめたから。
岐阜さんの女性らしい柔らかさに包まれて、私の事を抱き締めてると気付いて、離れようとして暴れればあっさりと拘束が解かれる。
「ちゃんと理由言ってくれる?」
「言うから、言うから出てって」




