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少し汗ばんだシャツを脱ぎ捨て、なるべく可愛いと思って貰えるような服をと思ったけど、今までそう思わせたい機会が全く無かったせいでそんなオシャレな服がない。
次のご褒美が早々に決まったのは良いけど、今日の鈴城さんへ見せる私服が無くて困る。
悩んだ末に黒が基調で所々に白のポイントがあるミニスカート、黒のオーバーサイズのシャツ。薄手の赤のコートを羽織って鈴城さんの家へ向かう。
意外な事だが、歩いて20分程度の距離の場所に住んでいた。
自転車に股がって急げば半分の時間で着く。
最低限の荷物だけ持ってあの部屋に行くのは初めてかもしれない。




