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ウトウト眠気がやってきてあと一歩で夢の中というタイミングで不機嫌な声がその眠気を消し飛ばす。
トゲトゲしてる声ってこう言うのなんだと感心しながらモゾモゾと寝返りを打つように鈴城さんを見る。
おや。てっきり目の敵でも見る視線があると思えば困惑が強そうだった。踏み込めばやぶ蛇になると思うので言わないでおこうと決意して、被ってる布団を少し持ち上げる。
「入る?」
「入るわけないじゃん。馬鹿なの?」
鈴城さんは抗議の時のお決まりなのか角張ったティッシュを手に取って投げようとするから、亀のが甲羅の中に頭を隠すように私も布団に潜り込んだ。
「それ危ないから」
「知らない」




