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馬鹿みたいなことをした。
それに、ドキドキした。
手を舐めろって言われると思った。
部屋を出て行っちゃった鈴城さんの手に溢れそうになったお茶を飲んだ。
鈴城さん以外には出来ないなと思う。
私は何でもするつもりで、そうしないと簡単に吐き捨てられると思うから。
踏み入ったことはしないつもりだし、それはいつからかお互い様なところがあった。
家族のこと、友達のこと、未来のこと。
そういった人生の積み重ねには触れないでいた。
そしたら、こうだ。
ひょっとしたら鈴城さんは変態かもしれない。
白くて指の長い手。
啄んで舐めて。味なんてしないけど、中毒性があるみたいに手を引かれるまで舐め続けた。
そうしたいと思ったから。
「……どうかしてる私は、改めて認識しましたとさ」
私は独り言ち、再びベットに転がった。




