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鈴城さんは寝巻きのままキッチンに立っていた。
どこにも鈴城さんの親が居ないように感じる。
普通、家には親が居て家事とかをしてるイメージがあるけど、どうやらこの家もそうじゃないらしい。
この事については何も言うまい。
「おはよう」
改めてそう言うと鈴城さんは視線だけ上げてまたも「ん」とだけ。
無視されるよりかはいいけど、もうちょっと言葉にしてくれてもいいと思う。
「なにしてるの」
どこからどう見ても朝ご飯の支度にしか見えないのは100も承知だけど、鈴城さんから「ん」以外を聞きたいと思った。




