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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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180/509

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鈴城さんは寝巻きのままキッチンに立っていた。

どこにも鈴城さんの親が居ないように感じる。


普通、家には親が居て家事とかをしてるイメージがあるけど、どうやらこの家もそうじゃないらしい。


この事については何も言うまい。


「おはよう」


改めてそう言うと鈴城さんは視線だけ上げてまたも「ん」とだけ。

無視されるよりかはいいけど、もうちょっと言葉にしてくれてもいいと思う。


「なにしてるの」


どこからどう見ても朝ご飯の支度にしか見えないのは100も承知だけど、鈴城さんから「ん」以外を聞きたいと思った。

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