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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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まさか色よい返事が返ってくるなんて思わなくて、鈴城さんを凝視してしまう。

私の妄想の鈴城さんが、渋々私の要求を飲み込んだ。そういう夢は何度か見た事はある。


似たり寄ったりなことが起きて、信じられない。


「なに」


しかし、この目の前の鈴城さんは本物だ。

ジロリと睨み、不機嫌そうにしているから。


下手なことを言うと前言撤回されることは何となくわかる。

ここで聞き返すのは悪手中の悪手、恐らくぎこちなくなってる笑顔を浮かべながら、


「何がいいかなって考えてたの」

「夜ご飯?」

「そう」

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