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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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私はベットの側面を背もたれに座り、岐阜さんが私に跨るように覆い被さる。

この体制だと、逃げ出すのも苦労しそうだ。


初めてこんな近くに岐阜さんが居て、知りたくもないことがどんどん分かっていく。

まじまじと見たことは無かったけど、くせっ毛が自然なウェーブにしているんだとか。


ふわりと香る匂いとか。

肌と肌が触れている場所が熱いだとか。まるでこれから溶け合うんじゃいかってくらい岐阜さんを全部の感覚で受け止めている。


まつ毛長い……。


目の色はグレー。


胸が大きい。


段々と馬鹿になって言ってる気がする。


視覚も触覚も嗅覚も全部が岐阜さんに支配されている。

思考まで侵食されそうで、長くこのまま居たくないと思った。


「やるなら早くしなよ」

「……じゃあ、いくよ」

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