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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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なんて事ない日になった昨日。

てっきり同じような事を命令されると思っていた。


人はやり返せる機会があればやり返す。

出来ない場合に泣き寝入り。


それができるか出来ないかで人間の強度と言うのが測れると思っている。私は弱い。彼女は強い。


だから、私を全裸にした上で足を舐めさせるくらいはしてくるかもと思っていたら、鈴城さんからは散歩の要求で。


肩透かしを喰らったのと同時に、惨めさが湧いてきた。

無感情に見えて自然体に見えたんだ。


歩く姿から目が離せなくて、俯瞰で全体をみて。

絵画の中に居るみたいに、そこから抜け出せない。


私は歩く姿にすら囚われていた。

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