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呂律と頭が回らない大将 1-3

これはpixivにも投稿しています

大将「大国が正しいの、国連が正しいの、平和のためだの、下らねえ!平和なんて来る訳ねえだろ!俺たちは人間だ!本能的に争うようになってる。テロリストは全員殺せだの、関係者は帰国すんなだの、ふざけてる!だーれも対話とか説得とかしねえ!そりゃそうだ、面倒だもんなあ。そんでもってどいつもこいつも相手の事を考えねえ。自分の利益しか考えねえ。クソッタレだ!宗教が違うってだけで迫害されたり、人種が違うだけで差別されたり。人種差別するくせに、鯨とかを助けたがる!哺乳類ってだけでなぁ!ここでは!人種だの宗教だの関係ねえ!自由だ!何を信じようが、過去に何をしようが、肌がどんな色だろうが関係ねえ!自由だ!ただし!他人の事や、他人に信じるものとかを否定すんのはダメだ。詳しくはお前らの倫理観に任せる!俺たちは自由にやる!国も、主義も、思想も、時代も関係ねえ。矛盾してるかもしれんが、俺たちは時代に合わせて自在に姿を変える!武器で戦うだけじゃねえ、あらゆる産業に手をだす。インフラ整備も行う。様々な業種に手を出す!これにより俺たちへの需要は減らない!最後に!俺がやろうとしてる事を教える。俺はこの気に入らねえ世界のルールやら考え方を否定する!そして正義と悪をも含む無となる!無とは何か!俺の目標よ。正義正義と語るようなやつも!色んなもんを傷つけやがる気に入らねえ悪も!叩き潰す!正義でも悪でもねえ!全部を叩き潰す無として振る舞う!頭いかれてる奴と思うだろうが、そりゃそうだ。俺はいかれてる!こんなとこにわざわざ来る時点でまともじゃねえだろ。それに、俺は神ってものもあんま信じてねえ。ただ自分と仲間たちを信じる。あ!そうだ!言い忘れてた!最後に3つ!

1つ!仲間を裏切ったり傷つけたりしないこと!ここじゃあみんなが家族みてえなもんだ!もし裏切りそうになったり、裏切ってしまった場合は俺たち幹部の所に来てくれ。俺でもいい。処刑なんてしねえから、素直に謝ろう。

2つ目!いつでもやめていい。ただ、しっかりと自立出来る条件でだ。それから・・・俺たちは心配性だからもしかしたらたまーに見に行くかもしれん・・・あー・・・ストーカーってやつだな・・・うん・・・あ!ここは別に機密みてえなもんは確かにあるが、喋らないでくれよ?んまあ喋っても少し痛いくらいだが・・・。例外としては、俺たちの敵対組織に捕まった時だ。一応嘘を言う訓練もするが、耐えられなくなったら喋ってもいい。もし、うちを退役したやつを、誰かが襲って怪我させたり、捕まえて尋問するようなら、その時は・・・まあ分かるよな・・・?辞めても仲間だ。うちの大事な友に!仲間に!手を出そうってんならそいつは生きながらの地獄を見るだろう!容赦なく叩き潰す!もちろん、怪我は極力させねえ。精神攻撃もしねえ。これまで通り戦う!それでダメなら・・・仕方ねえがちょいと痛い思いをしてもらう。過保護だよな。他もそうだが・・・俺は誰かを失うのがこえーんだよな。だから防具に金をかけてる。はは・・・司令官らしくねえよな・・・。

まあいい、最後に3つ目!これは絶対忘れるな。死ぬな。とにかく死ぬな。さっきも言ったが、誰かを失うのが怖いんだ。だから死ぬな。ここは、医療がしっかりしてるから、余程の怪我をしなけりゃ死なねえ。だが、死んで欲しくねえ理由はもう1つある。俺は夢がねえ。ただ、俺の見たい未来がある。そのために行動する。ただ1人の個人の野望なんぞにみんなを付き合わせてるのは悪いと思う。でもそれでもついてきてくれてる。俺自身が持つ夢ってのはねえ。だからお前らが夢になってくれ。まあ、正直夢持ってんじゃんって言われるだろうな。俺もなーに言ってんだって思うよ。夢は多ければ多い程良い。人数がいくら増えようが、1人の重さは変わんねえ。だから自分1人ぐらい居なくなっても、なんてバカな事は考えないでくれ。自分の価値を感じられないなら、その時は俺とかに相談してくれ。お前らが誇れる価値を与える。だから、死ぬな、いいな?これが3つ目だ。

俺たちは自由にやる。身分も過去の経歴が何だろうが自由にやる。目的も、宗教も、何もかもが自由だ。軍隊らしからぬ事もする。」スッ


拳を前に出して


大将「それが、俺たち、自由な軍隊、フリーダムフォースだ!」


大将「頼りねえ司令官だが、宜しくな!以上!」


ニカッっと笑う大将


        ・

        ・

        ・

コッコッコッ・・・


階段を下りるアルメガ。


アリー「お疲れ様です。今回も素晴らしかったです。」


大将「そうか?ありがとう。毎回同じような話をして平気かなぁ。後、ちょっと長くなかった・・・?」


アリー「まあ似たような話を聞いていれば長いかも知れません。でも、初めて聞く者にとっては、あっという間だったと思います。自分もそうでしたから。」


大将「そうか、そりゃ良かった。やっぱりスピーチとかだけはちゃんと喋れるから良かった・・・。みんな、面白い顔してるな。」


アリー「ええ、そうですね。」


大将「そろそろ敬語、やめたらどうだ?昔みたいに。」


アリー「もう少し時間を下さいな。」


大将「ははは!そうか。まあ強制はせんよ。」




ここは・・・フリーダムフォース。理想とは真逆の司令官が率いる軍隊。みんな、自由。

でも、自称テロリストです。さてさて、これからどうなるでしょうか。それではまた、次のお話で・・・。それまでご自由に、お過ごし下さい。羽目を外さないように。


皆さん!読んで下さり、誠にありがとうございます!また、暇はあれば投稿します!

初心者なため拙いと思いますがどうか、あたたかい目で、見守って下さい・・・


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